25話 一樹Xマリア

翌朝、一樹は相変わらずナギ邸でお手伝いしている。

一樹:マリアさん、全ての部屋、片付けました。

マリア:あ、ありがとうございます。すごい早業ですね。

一樹:そんなことないですよ。

ハヤテ:もう終わっちゃったですか、執事の仕事が・・。

一樹:すみません、ハヤテくん。

ナギ:マリア、古泉と一緒にデートしたら?気が合うし。

マリア:で、デートだなんて・・・恥ずかしいです。

ハヤテ:マリアの年なら結婚しても大丈夫ですね。

マリア:ハヤテくん、私が20歳と思ってるんですか・・?

ハヤテ:いや・・・マリアさんを見ると大人っぽく見えて・・・。

マリア:ちょっとトイレに来てくれませんか?

ゴゴゴゴゴゴゴ!

ハヤテ:マリアさん、勘弁してください・・・。

トライハルト:さぁぁてと、コミケ行って、もえたん同人売りまくるぞ!

ナギ:いつまで私の家に居座ってるだが・・・。

ハヤテ:ヒルダさんの家にいけばいいのに。

マリア:春人くん、迷惑かけちゃだめですからね。

トライハルト:大丈夫、俺は良い子さ!

ナギ:よゐこの間違いだろ。

ピンポーン。

マリア:誰かきました・・・はい・・。

ぴっ、ふぅぅぅん。

マリア:あ・・・・。

ナギ:マリア?どうしたんだ?

マリア:ハヤテくん、お願い・・・声をかけてください。

ハヤテ:わかりました・・・、はい、ご用件は?

???:マリアっていう女の人いないかな?

マリア:しぃー・・・。

ハヤテ:・・いえ、いません。

???:そうか、失礼する・・・。また来るからな。

ガチャ・・。

ハヤテ:マリアさん、あの人は・・・?

マリア:園崎 源内、園崎 魅音の息子よ。

ナギ:なんで恐れるんだ?

マリア:私を探して、殺そうとしてるの。

ナギ:なんでマリアを殺す必要あるの?

マリア:わからない、一樹くんと春人くんがいたおかげで生き残れた・・・。

一樹:(生きていたか、園崎 源内。マリアさんを狙いは血をのんで不死身になるつもりだな。

ナギ:堕ちたな・・・園崎家。痛い目にあわないといかんな。

ハヤテ:お嬢様、あまり攻めないほうがいいです。園崎家を敵に回したら・・・圭太さんと礼菜さんを裏切ることになります。

ナギ:心剣士同士で戦うのは無難だね。

マリア:ハヤテくん、源内くんはね・・・心剣士なのです。相手にするのは難しいわ。

ナギ:流行か・・・心剣士の堕落化するのは・・。

一樹:・・・ちと出かけてきます。

マリア:だめよ一樹くん、1人で行って・・源内くんに会ったら・・・。

一樹:心剣がなくても、十分戦えます。

マリア:でも・・・。

ナギ:つれてってあげなよ古泉、死に急ぐ必要ない。

一樹:・・・・しょうがないですね。

マリア:私だって、槍術で源内くんと相手はできますわ。

一樹:・・・いってきます。ハヤテくん、ナギさん。

ナギ:死ぬなよ、古泉。

ガタン。

ハヤテ:園崎 源内・・・ボク以上に強いのかな・・?

ナギ:・・・強いさ、あいつは・・・剣道部免許皆伝だからな。

ハヤテ:めめめめめ・・・免許皆伝・・・古泉さん・・大丈夫かな・・。

ナギ:・・古泉は完璧超人だから死にはしない。

ツカツカ・・・。

一樹:・・・なんですか?後ろにいるんでしょう?ロア。

ロア:ふふ、鋭いね一樹くん。

マリア:なんで源内くんと・・・?

ロア:あの子はすごく悪そうだから・・・手伝ってあげてるよ。

マリア:源内くんを・・人殺し道具をしないでください!

ロア:何を言ってるの、あなたの血がほしいって源内が言ってたわよ。恨むなら源内を恨みなさい。

源内:いたか、マリア。

一樹:源内、久々ですね。

源内:古泉、死ににきたか?

マリア:源内くん、死ぬ覚悟できてます。

ブン。

源内:行くぞロア・・・・。

ゴォォォォォ・・・・。

源内:深淵剣・ゾロアスターで切り刻んでやる。

マリア:一樹くん、いきますよ。

一樹:はい、マリアさん。

シャキィィィン!!

ロア:伝説の天剣・ラグナロクか。そんなものでゾロアスターは切れるかしら?

一樹:いきます、グングニール!!

シュン!

源内:ここだ、デビルブレイズ!

ゴォォォ!

マリア:バリア!

キィィン!

一樹:ありがとうございます、マリアさん!

ロア:マリア、私が相手よ。死ねぇ!ダークヴァーミリオン!

マリア:風刃仙!!

シュピィィィン!!

ドドドドド!!

マリア:隙だらけです!無双三段!!

グォォォォ・・・。

マリア:しま・・・黒い霧・・・。

ロア:死ねぇ!

ズバァ!

マリア:きゃぁ!?

一樹:マリアさん!?

源内:ぼーっとするな!?カオススパイラル!

ズバァ!

一樹:うあああ!!

ドォォォン!

一樹:うぅ・・・。

マリア:一樹くん!

源内:どうした?昔のお前は強いはずだ。

一樹:ボクは人を殺める気はない・・。

源内:・・・もぅいい。やる気失せた。今のお前じゃ・・・確実に死ぬ。もっと鍛えてくるんだな。

一樹:そうですね・・・。

源内:・・・決闘は明後日だ、場所は園崎道場だ。

ロア:楽しみに待ってるわ。

マリア:・・・一樹くん・・・ごめんなさい。

一樹:謝らないでください、昔のボクになったら・・・みんなに迷惑が掛かります。

マリア:一樹くん・・・。

ポタ・・ポタ・・・。

ハヤテ:雨が降ってきましたね・・・。嫌な予感がします。

ナギ:マリア・・・古泉・・・。

ガタン・・・。

一樹:あはは・・・負けてしまいました・・。

マリア:私の・・力不足です。

ハヤテ:さすが・・・剣道部免許皆伝・・。

マリア:・・・決闘申し込まれたわ・・・。

一樹:マリアさん、心配しないでください。ボクが・・この手で倒します。

ガタン・・・。

ナギ:落ち込んだ古泉、始めてみた。

ハヤテ:・・・園崎 源内・・・梨花ちゃんに聞いてみたら・・・弱点がわかるはず。

ナギ:梨花は園崎家のこと知ってるからね。

マリア:(いってみようかしら・・・古手神社に。)

そして、雨が止み、古手神社へいってみた。

マリア:22時頃、梨花さん起きてるかな・・?

チリンチリン・・・。

梨花:あっ、マリア。ボクに何か?

マリア:梨花さんとお話したくて。

梨花:僕の家に入りなよ。

マリア:はい・・。

ガラララ。

魅音:あっ、お客来たの?

梨花:はいなのです。

マリア:あなた・・・園崎家の主・園崎 魅音さん・・・。

魅音:三千院家のメイドさんじゃない・・・。なんで梨花ちゃんの家に?

マリア:あなたの息子さんの関して話したいかなって。

魅音:・・・あの子は落ちこぼれよ。あの女が来てから・・・。

マリア:ロアですか?

魅音:そうよ、あたしは源内に追い出されて・・・梨花の家に・・・。

マリア:ひどい・・・、源内くんの弱点はあるんですか?

梨花:ここで言うのはまずい、源内派やくざがうろうろしている。

かさぁ・・・。

梨花:むっ、エクゼビースト!!

グォォォォ!

やくざA:うああああ!!

やくざB:見つかった、逃げるぞ!

魅音:カード召喚!ウィンディ!

ゴォォォォォ!!

やくざB、C:うぎゃぁぁぁ!!

ドスドス!

魅音:あのさぁ〜、家主であるあたしを逆らうのかな?チンピラども。

やくざB:すみません姐さん!!若が盗み聞きしてこいって言われて・・・。

魅音:盗み聞き・・・、聞き捨てならないわね。お仕置きしちゃおうかな〜。

やくざABC:ひ、ひぃぃぃぃぃぃ!!

マリア:魅音さん、恐ろしいです。

梨花:魅音を怒らせたら、あんなことやこんなことされちゃうのです。

マリア:(なんてやらしい人ですか・・。)

梨花:やくざ回収したことだし、話の続きなのです。

魅音:源内の弱点はね・・・ヒソヒソ・・。

マリア:・・・簡単な弱点ですね。

魅音:勝負は早めに勝てばいいだけ。

マリア:まぁ、メモしときましょう。

梨花:・・・・体がボロボロだな・・・チンピラども。

ナギ邸に戻り、一樹に話した。

マリア:一樹くん、源内くんに勝てる方法ありました。

一樹:マリアさん・・・じつは僕も知ってるんだ。

マリア:え・・・。

一樹:・・・知ってるのに、僕は源内を倒さなかった。

マリア:知ってるのに、なんで・・・?

一樹:・・・源内が死ぬからかな。

マリア:何で死ぬの?

一樹:・・・源内はね・・・。

ガチャ。

トライハルト:すまん、盗み聞きした。源内のことで話してたか。

マリア:春人くん、剣道部の教え子でしょ?止めてください。

トライハルト:・・・それはできん、源内は一度勝負を挑んだら死ぬまでやるつもりだ。師匠である俺を逆らった。

一樹:もういいですよトライハルトさん、ボクは・・・本気出して、源内を倒す。マリアさん、力を貸してください!

マリア:・・・はい、負けないでください一樹くん。

トライハルト:(ごめん、一樹。今の俺では・・・力になれない・・。ダメ親友だな・・俺。)

次の日、事件が起きた・・。

マリア:さて、夕飯買わないと・・。

かた・・・。

マリア:あ、あなたたちは・・・園崎家の・・やく・・。

ガシィ!

マリア:きゃぁ!はな・・。

ゴスゥ!

マリア:うっ・・・い・・つ・・き・・くん。

カクッ。

やくざA:三千院家のメイドはたいした事ないな。いくぞ。

ガタン。

かがみ:あれは・・・マリアさんじゃない。ヤクザに捕まってるわ。こなた、キリヤくんとソウマくんに電話知て。私はナギちゃんに電話する。

こなた:うん、早くしないとマリアが危ない。

ピポパポ。トゥルルルル!

ナギ:もしもし、どうしたの、かがみ?

かがみ:大変よ!マリアさんが・・・やくざに捕まった。

ナギ:なんだって!?やくざって園崎か?

かがみ:車の印に・・・、そうよ、園崎よ。

ナギ:おのれ園崎 源内、マリアを捕まえて、心剣を使えないようにする気だな。わかった、マリアを探すの手伝ってくれ。

かがみ:わかったわ。切るね。

ツーツー。

一樹:・・・堕ちましたね、源内。真剣勝負する気はないのか・・・。

トライハルト:・・・源内じゃないと信じたい。

ナギ:何言ってんだロリコン皇帝、もえたん見ながらそいつじゃないと言いやがって。

ハヤテ:お嬢様、それは関係ないかと・・・。

トライハルト:俺の弟子は卑怯な奴じゃない、園崎組の誰かがやらしたに違いない・・・。

一樹:・・・ロアだ。やくざを操って、マリアさんを始末するつもりです。探します。

ガタン。

ナギ:古泉!?まったく・・・キョンとハルヒに電話だ!ハヤテ!

ハヤテ:はい!お嬢様!でも・・・キョンさんとハルヒさんつれても・・・心剣パートナーがいないと意味が・・・。

ナギ:そうだった・・・。

園崎家のやくざにさらわれたマリアは、みんなを呼んで、マリアを探すことにした。

ソウマ:ねみぃ!一睡も眠ってないのになんでこうなるかな・・・。

かがみ:こなたのまねなんかするからよ。

ソウマ:だって、こなたがオンラインゲームやろうってうるさくてな。

キリヤ:オンラインゲームしすぎて引き篭もるなよソウマ。

ソウマ:俺はそこら辺の落ちこぼれとは違うわ。

こなた:そだそだ!

かがみ:そー言ってるあなたが落ちこぼれよ。はぁ・・。

ツカツカ・・・。

キョン:究極心剣って空飛べることできたんだ。便利だな。

クレハ:究極心剣の力はトウハの力のおかげよ。

トウハ:だねぇ、トウカちゃん〜。

キョン:っておい!聖杯がしゃべってるよ!?

トウハ:キョンくん、テレパシーと思ってよ。

キョン:そかそか、トウハの声は久々だな。

ハルヒ:キョン、誰と話してるのよ?

キョン:お前、心剣士だろ?聖杯の声聞こえないのか?

クレハ:うふ、テレパシーって言うのは私とキョンくんしか聞こえないの。

キョン:そういうことか、詳しいなクレハ。

ハルヒ:あ〜もぉ〜、究極心剣ほしいぃ〜!!買って買って!

キョン:(究極心剣はお金で買えない物だぞ。)

クレハ:シーナさんと仲良くすれば、究極心剣が出る確率は高い・・・と保障します。

ハルヒ:だめだめ、キャラ被ってる。

シーナ:だ〜れ〜がキャラ被ってるって!?

ハルヒ:だって、運動バカだし、脳みそ腐ってるし〜。

シーナ:あんたがいうな!!

キョン:やめんか、今はマリアを・・・。

ハルヒ、シーナ:部外者は引っ込んでろ!!

キョン:(女って怖いな・・・。)

トウハ:ケンカするほど仲がいいってトウカちゃんがいってた。

クレハ:(もぅ、トウハ・・・覚えなくても。)

キョン:んじゃ、お先に探すぞ!ひかりのつばさ!

バサ・・・バサ・・・。

クレハ:あ・・・私も・・・羽が・・・では。

ばさぁ・・・・。

ハルヒ:バカキョン、団長であるあたしを置いていくな!!

シーナ:あー!クレハさんずるぅー!空飛びたい!!

キョン:古泉、なんでマリアのことで焦って探すんだろう?

クレハ:一樹くんは・・・マリアさんの幼なじみだから・・・心配してるのよ。

キョン:そうだったな。

トウハ:いいな・・・、キョンくんの彼女になりたいなぁ〜。

キョン:・・・ずーと彼女だぞ・・トウハ。

クレハ:キョンくん、私のことどうでもいいんだ。

キョン:ちょwwwクレハ・・・遊びだから怒らんでも・・・。

トウハ:ひどいキョンくん、遊びだったのね・・・。

キョン:もぅ・・勘弁してくれ・・・。

ゴォォォォ!!

マリアはロープに縛られ、火の海だった。

パチパチ・・・。

マリア:ん・・・熱い・・・。

ロア:ようこそ、灼熱の炎へ。

マリア:あなた・・・卑怯者よ。一樹くんは勝ちます・・・。

ロア:無駄よ、源内はラグナロクじゃないと倒せない。あなたを消してしまえばラグナロクは使えない、一樹は死ぬ・・・うふふ・・・。

マリア:・・・一樹くん・・・助けて・・。

ロア:さよなら、マリア・・・。ダークインフェルノ!!

マリア:一樹くぅぅぅぅん!!

一樹:マリアさぁぁぁぁん!!

ドォォォン!

ロア:くっ、なぜここだとわかった・・・?

一樹:ここは・・・ボクとマリアさんが出会ったマリア像です・・・。

ロア:そうよ、ここでマリアの墓場を作ってあげてるの。うふふ・・。

マリア:一樹くん、だめよ・・・逃げて。

一樹:僕は逃げない、マリアさん・・・ボクは・・・あなたのことが好きです。守ってあげるよ・・・死ぬまで。

マリア:(一樹くん・・・。)

ロア:鈍ら刀でロアに勝てると思うな!

カァァァァァ!!

マリア:あ・・・暖かい・・どうなってるの?

一樹:うふ、絆が結ばれちゃったね・・マリアさん。この闘いが終わったら、一緒にデートしませんか?

マリア:・・・・OKしちゃおうかしら、一樹くん、死なないでね。

一樹:わかりました。

シャキィィィン!

一樹:究極心剣ってすごく綺麗ですね。試し斬りといきます。

ロア:究極心剣を持ったとこで私は倒せん、燃え尽きろ!ダークインフェルノ!!

ゴォォォォォ!!

一樹:ライネックソード!!

ズバァ!

ロア:うあ・・・・、炎を貫いた・・、だが!

ブン!

一樹:そこです!ゲイオスブレイド!

ずばぁ!

ロア:う・・・なぜ・・・なぜ私の動きが・・。

一樹:見切っていますよ。あなたの行動が。

ロア:くっ・・・ほざくのいい加減にしないか・・・。ならばこれでどうだ!?ダークフォトンレイ!!

ドォォォォォン!!

一樹:・・・いくよ、風を舞え、フォルセティ!!

ゴォォォォォォォ!!

ロア:何・・・ダークフォトンレイが・・・かき消されている・・・。

一樹:聖なる風は闇を葬ることができる。ロア、効果抜群です。

ロア:こいつ・・・なっ!?私の体が・・・。

一樹:ふふ、そのまま成仏してください。

ロア:くそ・・・くそ!!貴様をみちづれにしてやる!!

カサァ!

ロア:!?

源内:百鬼七輪斬!!

ズババババババ!!

ロア:うああああ・・・貴様・・・謀ったな・・・。

シュゥゥゥゥゥ・・・。

マリア:源内くん・・・。

源内:ふん、マリアをさらって、殺そうとするとはな・・・。俺は卑怯が嫌いなんだ。古泉、ここで蹴りをつけるぞ。

一樹:いいけど、その心剣は・・・?

カサ・・・。

???:おっす、一樹くん。

一樹:おや、あなたは・・・園崎 梨音さんじゃないですか。

梨音:聞いたよ、源内と勝負するって。

一樹:えぇ、綺麗ですね・・・梨音さんの心剣。

梨音:かっこいいでしょ?聖緑剣・シルメリア。

マリア:源内くんのお姉さんでしょうか?

梨音:同じ年だけど、あたしのほうが姉だよ、ねぇ源内。

源内:相変わらずむかつくな、梨音。

梨音:相変わらず、かわいくないね、もしかしてツンデレ?

源内:ツンデレではない、誰がお前の興味なんか・・・。

梨音:姉に向かって、お前って言ったなこの〜。

一樹:すみません、早く始めませんでしょうか?

源内:わかってるよ、3歩歩けば攻撃だ、斬れたほうが勝ちだ。

梨音:源内〜、思う存分死んでもいいよ〜。

源内:・・・あとで殺すぞ・・・。

一樹:マリアさん、数えてください。

マリア:はい。

源内:準備はいいな?

一樹:お安い御用です。

マリア:それじゃ、いきます。1歩・・・。

カサ・・。

マリア:2歩・・・。

カサ・・・。

梨音:(勝負、あの子の勝ちかな。)

マリア:3歩!!

源内:古泉ぃぃぃぃ!!

一樹:源内ぃぃぃぃ!!

キィィィィィィン!!

マリア:一樹くん・・・。

源内:はあはあ・・・。

一樹:はあはあ・・・。

パリィィィィィン!

源内:心が・・・折れたか。

ズキィ!

梨音:うぅ・・・。勝者・・・一樹。

一樹:ふぅ・・・なかなか楽しめたです。

源内:勝てないよ、究極心剣に・・・。

一樹:究極心剣、いつかは持てるようになるよ・・源内。

源内:ふん、なんでばか姉なんか・・・。

ムギュゥゥゥ!!

梨音:誰がばか姉よ、心剣貸してあげないからな。

源内:いたた、やめろよ!!

マリア:あんな源内くん、始めてみました。

源内:くっ、またな・・・古泉、マリア。

一樹:明日の勝負は?

源内:今日で十分だ、マリア・・・血の事は諦めるよ。

マリア:いいえ、ちゃんと持ってきましたわ。

梨音:200mℓの輸血パック・・・。マリア、大丈夫なの?

マリア:えぇ、源内くんは私と同じ血液型。これなら・・・不死身になります。受け取ってください。

源内:いいのか・・・それで?

マリア:心剣士は長く生きなきゃだめです。

ポス。

マリア:梨音さんを、守ってあげてください。

源内:・・・ありがとうな・・。

マリア:うん・・・あら・・・めまいが・・。

クラ・・・。バタン。

一樹:マリアさん・・・マリアさん!!

マリアは貧血で倒れてしまった・・・。

ぐすん・・・ぐすん・・・。

1人で泣いている少女、それは10歳の時のマリアの夢・・。

マリア:ぐすん・・・・。

一樹:どうしたの?

マリア:あなたは・・・、古泉 一樹くん?

一樹:うん、キミはマリアさんでしたね。なんで泣いてるか言ってみて、話し相手になってあげるから。

マリア:私の飼ってた犬が・・・病死して・・・1人ぼっちになっちゃたです。

一樹:ふふ、そういうことですか。なら、この僕を・・・お友達になってください。

マリア:・・・人見知りの私で・・・よろしいですか?

一樹:・・・いいよ。僕は・・・あなたといっぱい話したかったから。

マリア:古泉くん・・・。

一樹:一樹と呼んでください・・・お姫様。

マリア:・・・一樹くん・・。

一樹:マリアさん、元気付けに1曲だけ踊りませんか?

マリア:・・・はい。

ふわ・・・。

ナギ:マリア、しっかりしろマリア!!

マリア:・・・ナギ・・・ここは?

ナギ:クレハん家の近くの病院だぞ。

トライハルト:マリアは体が弱いから無理するな。

マリア:春人くん、ごめんなさい。一樹くんは?

トライハルト:一樹なら、もう帰ったぞ。あと・・プレゼントも。

マリア:これは・・・花束?

トライハルト:キリヤのとこの店だ、マリアって言う花だ。花言葉は「切ない愛」。

マリア:一樹くん・・・ありがとう・・いつもいつも・・お花を買ってくれて・・・。

ナギ:マリア、誕生日おめでとう。

ハヤテ:知ってたんですよ、古泉さん。

トライハルト:マリアのためにバースデーケーキ、買ってきたぞ。

マリア:おいしそう・・・。

ハヤテ:ケーキを切ってあげるよ。

アハハハハハ!

源内:ケーキか、園崎家はそういうの祝ってくれなかったな。

梨音:ははーん、本当は母さんにかまってほしいでしょ?

源内:だ、誰がおかんなんかと・・・。

梨花:やせがまんはよくないなのです。そーいえば、マリアと同じ誕生日だったですね源内。

源内:おれは・・・いいって・・。

梨音:祝って欲しいでしょ、ほらほら暴れないの。戻るわよ。

源内:だから離せって!!

梨花:(どんどん、究極心剣が増えて来たな。あと5人・・・揃えば闇エネルギーを消す鍵になる。)

究極心剣を手にした一樹とマリア、究極心剣の物語はまだまだ続く・・・。

26話に続く。