27話 英雄X帰還

フランスから大阪に帰ってきた綾小路 殺。町はどんな風に変わったか見回ることにした。

殺:そういえば、義留手学園から風見学園に変わったんだな・・・。みてこようかな・・・メイと御美先生の顔、見たいし。

スクルド:ディズィーちゃんに会いたいな〜。

殺:あとでいいよスクルド。

スクルド:ブーブー!

キャァァァァァ!

殺:なんだこの悲鳴・・・。

スクルド:行こう、パパ!

バサ・・バサ・・・。

つかさ:あわわ・・・カラスさんがいっぱい・・・。

ゴォォォォ!!

つかさ:誰かぁぁぁ!

スクルド:インディグネイション!!

ビシャ・・・ズッドォォォォォン!

つかさ:え・・・誰・・・?

殺:大丈夫か?お嬢さん。

つかさ:こ、怖かったよ・・・・。

スクルド:酷いカラスさんだね、パパ。

殺:あぁ。

つかさ:た、助けてくれてありがとうございます。

殺:いいってことさ、おや・・その制服、風見か?

つかさ:はい、なんで知ってるんですか?

殺:俺は昔、義留手学園の生徒だったかな。御美先生とメイと青子先生は知ってるぞ。

つかさ:へえ・・・。

殺:メイは元気してるか?

つかさ:相変わらず、教師サボったり、お酒飲んだりしてます。

殺:昔と変わらんな・・・。

つかさ:あっ、そろそろ帰らないと・・・またね。

殺:またな。

スクルド:あの子、すごい気が感じた。

殺:たしかに感じた、風見行こうか、俺みたいな英雄がいるかもしれないぞ。

スクルド:うん。

ズズ・・・ズズ・・・。

葵:お〜も〜い〜ですわぁぁぁ!

殺:あ、葵ちゃん!なんだそれは・・・?

葵:綾小路様!?おかえりなさいませ。これは・・・借りたビデオですわ。

殺:レンタルビデオか・・・、いっぱい借りなくても・・・。持って帰るの大変だし。

スクルド:重いなら、スピリットを呼べばいいのに。

葵:私、英雄でしたわね。ユグドラシル!

ユグドラシル:お母様、わたくしに何か?

葵:大量のビデオを持ってくださいまし。

ユグドラシル:わかりました。

シュルルル・・・。

殺:お荷物になるね。

葵:ですわ、綾小路様はどちらに行くんですか?

殺:風見に行くんだ。葵ちゃんも来ないか?

葵:遠慮しますわ、すみません綾小路様。

殺:そか、残念だな。んじゃ、またな葵ちゃん。

葵:ごきげんようですわ。

殺:昔のまんまだな。

スクルド:パパ、変な服着てる人いるよ〜!

殺:スクルド、失礼だぞ。

スクルド:もえたん読んでるよ〜。

殺:スクルド!

トライハルト:ん?なんだ?

殺:いや、なんでもないよ。ごめんね、この子・・世間知らずだから。

スクルド:えへへ、ごめんね。

トライハルト:ん・・・あなたは・・・聖騎士団団長の綾小路 殺さんじゃないか・・。覚えてるか?西園寺 春人・・。

殺:西園寺・・・あぁ!俺が団長なったばっかりの頃の・・・、春人じゃないか!?思い出した。

トライハルト:あなたのおかげで、白皇学院を飛び級はできた。今はルミナス学園に通っている。

殺:ルミナス?聞いたことないな・・・。

トライハルト:4年前にできた学校だぞ、4年前はまだ綾小路さんがフランスに・・・。

殺:変わったんだな・・・、街が・・・。

スクルド:ねえねえ、それ面白い?

トライハルト:あぁ、これを読むと英語なんて100点取れるぞ!

殺:萌える英単語もえたんか・・・、お前は相変わらずロリコンだな。

トライハルト:いいんだ、ロリコンで・・・。

殺:はは、この街、魔物が住んでるけど。どうなってるんだ?

トライハルト:じつは・・、魔装帝国・ガルディアの仕業なんだ。キルレインという妖魔が好き勝手に・・・。

殺:キルレイン・・・、アストライアの王か。

トライハルト:そうだ、シュマリが妹を殺さなかったら・・・あんな風に。

殺:湖太郎おじさんに似てるな・・・、娘が死んで・・・悪に道進んだの。

トライハルト:マスターテリオンか・・・、20年前、ミュウを連れて、世界を滅ぼそうとするギア。

スクルド:ミュウと一緒に天国へ行っちゃったね。パパ。

殺:うん。

トライハルト:おっと、ヒルダとデートだったな。んじゃ、さよならですね。

殺:そうだな、また会おうな春人。

スクルド:春ちゃん、クールになったね。昔は泣き虫でいじめられっ子だったのに。

殺:(変わった服、着てたな・・・。どこの国だ・・・?)

殺はベイルガルドのことも知らない。

殺:あった、ここが風見か。義留手学園のままだな。

スクルド:メイちゃん、いないかな〜?

殺:ばか、日曜だぞ。いるわけがない。

スクルド:パパ、入っていこうよ!

殺:そうだな、覗くだけっと・・。

???:こらぁぁ!侵入者か!?

殺:うわっと!侵入者じゃないって、懐かしいから見に行こうかなって。

スクルド:物は盗まないよ〜、プンプン!

ハルヒ:あんた、見ない顔ね。ガルディアっていう悪者の知り合い?

殺:おいおい、この紋章みて知らんのか?これは聖騎士団だ。

ハルヒ:聖騎士団・・・・・知らないな。

殺:おいおい・・・。

ハルヒ:おっちゃんは義留手学園に通ってたの?昔。

殺:あぁ、御美先生と久々に見たいし。湖次郎といろいろ話したいし。

ハルヒ:湖次郎?樋口先生なら風見から白皇学院に移ったよ。今、校長やってるってキョンが言ってた。

殺:白皇・・・懐かしいな。中学3年の時かな。白皇に通いたいと言ったら、母さんが「だめだ、天の弟ならフランスに行って、聖騎士団に入れ」ってうるさくてな。

ハルヒ:そーなんだ、聖騎士団の内容って何かな?

殺:罪のない人を助けたり、魔物を倒したりする。単に言うと警察みたいなものだな。

ハルヒ:それで、人数は?

殺:約10000人かな、エリート剣士ばっかだ。

ハルヒ:すっごーい、SOS団も10000人集めようかな〜。

殺:SOS団?

御美:世界を大いに盛り上がる涼宮 ハルヒ団って言いたいでしょ?

ハルヒ:あっ、御美先生!言おうと思ったのに。

殺:御美先生、お久しぶりです。

御美:あら、殺くんにスクルド、お久しぶりです。たくましくなったわね。

殺:それほどでも・・・。昔も今も変わらないね。姿が。

御美:永遠(とわ)の英雄は老けても、顔は20歳のままですよ。うふふ。

殺:うらやましいな・・・老けない顔って。

ハルヒ:でも、おばちゃんって言われるの変わりないね。先生。

御美:ハルヒちゃん、いっぺん燃やされたい?

ハルヒ:まぁまぁ、怒るな怒るな〜。んで、おっちゃんの名前は?

殺:おっちゃんって失礼だな、俺は綾小路 殺。この子がスピリットのスクルドだ。

スクルド:パパは信頼を司る英雄だぞ。敬語つかえー。

殺:スクルド、そこまで言うな。敬語使わなくていいぞ。

ハルヒ:誰であろうと敬語は使ってないよ殺。

殺:呼び捨てか・・・、ハルヒらしいな。

ハルヒ:ねえねえ、殺の強さが知りたいな〜。勝負してみない?

殺:おいおい、俺は女の子を殴る主義じゃないんだ・・。

ハルヒ:女の子をなめないほうがいいよ、あたしは強いからね。

御美:相手にしてあげなさい、信頼の英雄。

殺:しょうがないな・・。

体育館で勝負をすることにした。

殺:おや、ハルヒの友達か?

ヒナギク:あのね・・・、FF12をやってる途中なのになんで呼ばれなきゃ・・・。

ハルヒ:ゲームなんて、あとでやればいいじゃないヒナギク。

ヒナギク:そうね・・・って!?あの人・・・聖騎士団団長の綾小路 殺じゃない!?あれと戦うの?

ハルヒ:殺の強さ知りたいから、勝負したいの。

ヒナギク:ばか!英雄に勝てるわけないでしょ!

ハルヒ:何言ってるの、やらなきゃわからないじゃない。とりあえず、心剣借りるね。

ヒナギク:あんたがいうなら・・・、大事に使いなさいね。

ハルヒ:はいはい、行くよ!神刀正宗!!

シャキィィィィン!!

殺:ん・・・それって、心剣じゃないかな?綺麗だな。

ハルヒ:そうでしょう、使い心地はいいよ。

殺:それじゃ、行くぞ!

スクルド:雷の力よ、パパに力を!ライトニングフォース!!

ビシャァァァァン!!

ヒナギク:ハルヒ、気をつけなさいよ。

ハルヒ:はいはい、天覇活殺剣!

殺:甘いな、レフレクターライトニング!!

ジジジジジジ!!

ハルヒ:うわっと!どこ狙ってるの?

ヒナギク:その技は、ハルヒ!後ろ!?

ハルヒ:え?

カァァァン!ジジジジジ!!

ハルヒ:こっちに来た!

バチィィィン!

ハルヒ:うわぁぁぁ!

殺:うわ・・・ちょっとやりすぎたかな。

ハルヒ:ふん、こんなの平気よ。はぁぁぁぁ!

キィィィィン!

殺:なかなかのいい腕だな。油断は禁物かも。たぁ!

きぃぃぃん!

ハルヒ:うっ!なんて力・・・。

殺:そろそろ終わりにするか。サンダーブレード!

バリィィィィン!

ハルヒ:うああああああ!!

ズサァァァァァ!

ヒナギク:ハルヒ!?

ズキィ!

ヒナギク:うぅ・・・、心が・・・。

殺:ごめん、心剣を折っちゃった・・。

御美:勝者、殺くんね。ハルヒちゃん、今の腕じゃ殺くんを倒すことができないわ。

ハルヒ:くやしい〜!修行して、いつか倒してやるからね!殺!

殺:修行するなら、御熊さんに頼んでみるといいよ。あの人は戦闘のプロだからね。

ヒナギク:御熊くん、忙しそうだから相手にしにくいかも。

ハルヒ:強くなりたい、無理矢理誘ってくるかな〜。

殺:怒られるぞ、あの人は男でも女でも容赦ない人だからな。

御美:御熊くんと修行しても、生きて帰れるかどうかですわね・・・。

ヒナギク:あたしはギブアップしましたわ・・・。ビリーズブードキャンプ24時間やりっぱなしなんてできないわ。

殺:御熊さん・・・はまったな・・・ブードキャンプとやらを・・・。

ハルヒ:覚えてなさい!絶対に強くして、聖騎士団の団員、SOS団に入れてやるから!

殺:誰もついていけんぞ・・・・団員は俺のこと信頼してるし。

御美:子供ね、考えが。

ハルヒ:はぅぅ・・・!フンだ!

御美:ヒナちゃんと同じ、負けず嫌いですね。

ヒナギク:あんな人と一緒にしないでください!

スクルド:ファァ・・・、眠くなっちゃった。

殺:ご苦労様、スクルド。

ヒナギク:スピリットってなんでパパとかお父さんとか言うのかな?

エヴァ:それは、ご主人様みたいなものだよ、ヒナちゃん。

殺:おっす、久しいなエヴァ。

ヒナギク:スピリットって素っ裸がはやりなのね・・・。

エヴァ:あは、よくいうじゃない、乙女の裸は美しいって。

御美:自分で言わないでください・・・エヴァ。

ヒナギク:恥ずかしくないの?

エヴァ:慣れてるよ、でも、セクハラは御美ちゃんが始末してくれるし。

ヒナギク:セクハラする人口が減ったわけね・・・。

殺:ヒナギクは白皇所属だろ?湖次郎は頑張ってるか?

ヒナギク:樋口先生ですか?はい、すごい指導力です。

御美:さくらちゃんが校長先生したいってわがままに言ったから、湖次郎くんが白皇に行ったんです。

殺:さくらが校長か、あいつなら不良をなくせるかもな。

ヒナギク:風見は不良がいないから平和だよ。

御美:殺くん、職員室に行きましょう。

殺:あぁ。

職員室に行くことにした殺、職員室に入ると・・・。

ガララララ・・・。

キョン:おっす、御美先生、ヒナギク。

クレハ:職員室のお掃除をしていました。

カリス:・・・御美先生、この人・・・どちらさま?

御美:この子は20年前の教え子よ。

殺:ども、綾小路 殺です。義留手学園の卒業生だ。

キョン:ちょwwwwwあなた・・・聖騎士団団長の綾小路 殺じゃないか!?なんでここに?

殺:驚きすぎだぞ、俺は風見に行って、先生と話しに来ただけだぞ。

カリス:へえ・・・。

クレハ:聖騎士団が協力すれば、ガルディアを潰せるはず・・・。

殺:協力はするさ、俺の故郷を滅ぼすわけにはいかんし。

キョン:それはありがたいよ。頼りないSOS団長にまかせるのしゃあないし。

殺:SOS団長ってハルヒだったな。苦労してるなキミは。まるで、昔のメイに似てるな。

御美:昔のメイちゃんはハルヒちゃんと同じです。わがままなとこや、負けず嫌いなとこが。

殺:あはは、お似合いすぎるな!

カリス:今のメイ先生は、いつも優しいよ。転んだ生徒を絆創膏貼ってたね。

キョン:メイ先生のいいとこはこれだな。

殺:みんな、メイに信用してるな。

御美:あの子に負けちゃうかも。うふ。

殺:先生もその性格直したほうがいいですよ。怪我人が増えるだけだぞ。

御美:いいんです、ああいう子はスパルタが必要です。

殺:スパルタって・・・流行ってないぞ。

クレハ:自己紹介まだでしたね、私は呉羽 冬華です。聖ルミナス学園所属の生徒です。

殺:ルミナスといえば、春人が通ってる学校だな。春人は俺の・・・友達だ。

クレハ:え、西園寺くんのお友達・・・年が離れてるのに・・・。

殺:決して、ショタコンじゃないので・・・。聖騎士団の事務所によく見にくるんだよ。それでかな・・・。

クレハ:そうですか・・・。

チリーン。

クレハ:はっ!聞こえる、鈴の音が・・・。

殺:来ましたね。

キョン:来たって誰が?

殺:・・・・妻だよ。

ヒナギク:妻って・・・、あの伝説のシェフの・・・。

ガララララ・・・。

シア:ここでしたね、殺さん。

キョン:あれが・・・本物の・・・綾小路 紫亜。

シア:もぅ、恥ずかしいですよ・・・。ただ、みなさんにお料理を味わうだけなのに。

殺:シアさん、なんで俺がここにいると・・・。

シア:私はギアですから、殺さんの居場所、わかります。

クレハ:(・・・私も、シアさんみたいにお料理うまくなって、キョンくんを食べさせたい・・。)

キョン:クレハ?

クレハ:あ・・・なんでもないです。

シア:殺さん、家に帰って、ご飯食べましょう。

殺:うん、シアさんの料理、楽しみだな。

シア:みなさんもどうですか?

キョン:ごめん、俺・・・クレハとデートなんだ。

カリス:ボクは・・・、姉さんと買い物かな。

ヒナギク:勉強しないといけないから・・・。

御美:すみませんねシアちゃん、私は青子に誘われちゃって・・・。

殺:残念だな、シアさんの手料理、今日しか食べれないかもな。

シア:もし、食べたくなったら、私の家に来てください。

御美:はい。時間が空いたら、殺くんの家に行くわ。

殺:それじゃぁ、またな。

ガラララララ。ピシャ。

キョン:夫を探す妻か・・・。

クレハ:私が迷子になっても、探してくれますか?

キョン:当たり前だ、クレハは迷子に合わないからな。

クレハ:うぐぅ、そんなこと言わないでください。

キョン:大人しいクレハがうぐぅを使うな。

帰る前に寄り道をした殺とシア。

シア:久々の2人っきりですね、殺さん。

殺:だな、しかし・・・街がすごく変わったな。シアさんがバイトしてる喫茶店、大きくなってるかな?

シア:はい、ここですよ。

バァァァァン!

殺:うわぁぁ!広すぎだろ、しかも・・・2階建てに。

シア:店長さん、すごく喜んでいました。

殺:入ってみようぜ、植松がいる可能性高いし。

シア:あ・・・ちょっと・・・。

カラカラララン。

店長:いらっしゃい、おや・・・殺くんじゃない。久しぶりだな。

殺:久しぶりだな、すごいな・・・客多いし。

シア:こんばんわ。

店長:シアちゃん、また接客するのか?

シア:いえ、ここで食べようかと。

店長:そか、食べていきなさい。

こなた:あ〜、つかさ〜、それ最後に食べようとした小枝〜。

つかさ:えへ、食べたかったもん小枝。

ポリポリ。

かがみ:意地汚いわよつかさ。

キリヤ:怒るなよこなた、1個パフェおごるからさ。

こなた:本当に!?キリヤはいい人だな〜。

ソウマ:おいキリヤ、こなたのハートを奪う気か?

キリヤ:おごる金ぐらいあるだろ・・ソウマ。

ソウマ:そうだったな、こなた、ポテトおごってやろうか?

こなた:いらないよ、パフェ食べたらお腹いっぱい。

ムギュゥゥゥゥ!

ソウマ:遠慮するなよ〜、お腹まだ生きてるぞ〜。

こなた:わわ〜、お腹つねるな〜。

殺:あれ、あの子・・・帰ったんじゃなかったのか。

店長:殺くん、あの子等のお知り合い?

殺:いえ、リボンのヘアバンしてる女の子、カラスに襲われて、俺が助けただけ。

店長:へえ、えらいね。

殺:あはは、それはありがとう。

ソウマ:店長〜、パフェとポテト追加だ!

こなた:だからポテトいらないって〜!

店長:パフェとポテトね。

シア:では、私が作ってきますね。

店長:客なのにそこまで・・・。

シア:いえ、手が暇ですから。

キリヤ:あの人、すごく美人だな。

ソウマ:料理の評判はすごいらしいよ。何度食っても飽きねぇなこなた。

こなた:・・・・ソウマの馬鹿・・・。

かがみ:ソウマくん、こなたを泣かせちゃダメだぞ。

ソウマ:ごめんなこなた、食えなくなったら俺がもらうぞ。

こなた:だめ〜、あげな〜い!

ソウマ:おい!俺のおごりだから食わせろ!

キリヤ:ソウマ、大人気ないぞ。

シア:パフェとポテトです。はい。

コト・・。

不良A:おい!姉ちゃん!俺が先だぞ、ポテトこっちもってこい!

シア:えと・・・、あなたたちのほうが後では・・?

不良B:は?あとじゃねぇよばーか!はよこっちにわた・・。

ガシィ!

殺:ガキがベラベラうるせぇんだよ。後だろお前らは、ここで感電死させようか?

不良A:ひぃ!す、すみません・・・。

殺:根性腐ってるな、鍛えなおそうか?

不良B:そ、それだけは・・・。

シア:殺さん、この辺にしましょう。

殺:ごめんな、シアさんの困った顔を見るとつい。

キリヤ:ウェイトレスさん、もしかして彼氏ですか?

シア:夫です。

つかさ:あぁ!思い出した!私がカラスに襲われて、助けてくれた人ですね!

殺:またあったな。

かがみ:あの人、大俳優の綾小路 殺じゃない・・?フランスに帰って来るなんて。

キリヤ:そういえば、どのチャンネルみても、綾小路が写ってるの多かったね。

ソウマ:綾小路の出てるドラマは最高だな。

殺:おいおい、照れるじゃないか。

こなた:綾小路?誰だったかな・・・?

かがみ:おい!テレビみるとき、アニメしか見ないのか?あんたは。

つかさ:私も、知らなかったです。綾小路くんが俳優だったなんて・・・。

かがみ:つかさ・・・。

殺:わかるな、ドラマ好きじゃない人はアニメばっかみるな。

かがみ:たしかに、ドラマよりアニメが面白いなと思うね。

ソウマ:綾小路がアニメの声優やったら、人気がグーンとあがるんじゃない?

殺:声優か、やってみたいな。マネージャーの神島 天照さんに頼んでみようかな。

かがみ:神島って、元アイドルの・・・。

殺:あぁ、御美先生みたいな感じかな。年取ってるのに、老け顔じゃない。

かがみ:いいな、老けない人は。

つかさ:エルウィンさんも118歳なのに老け顔じゃないね。

こなた:つかさ、エルウィンはエルフ族だから老けないのは当たり前だよ。

殺:この街にエルフ族いるんだ・・・。

こなた:いや、上から来た人だよ。

殺:上・・・、そういえば・・・空に大陸が見えるな。

キリヤ:あれは、夢幻世界・エンディアス。現実世界と合体したんだ・・・。

殺:それで、魔物がこの街に住み着いてるわけだな。

こなた:究極心剣さえあれば、魔物なんて余裕だね。

キリヤ:調子に乗るな、敵はどんどん強くなるかもしれんだぞ。

ソウマ:古代兵器を出してきたら、油断はできんからな。

キリヤ:そうだな、ヒルダの作りかけのサイエルフを復活するつもりだからな・・・キルレイン。

殺:心剣士って大変だな。だったら手伝ってやろうか?

シア:私も協力します。

こなた:殺ならいいけど、シアさんは・・・普通の女の子っぽいから・・・。

ブン!

こなた:うわっと!?

シア:見た目で判断しないでください。私は何人の人間を斬ったことありますから。

こなた:ギアってすごいね・・・。

ヘキサ:姉ちゃん、私も手伝います。

シア♂:俺を忘れるな、雑魚ども。

ソウマ:誰が雑魚だ!表に出ろ!

シア♂:上等だ、1秒で殺してやろうか?

殺:男シアさん、けんかするなよ。

シア♂:ふん。

こなた:あっ、いけない〜。アニメ見ないと、んじゃ帰ろうか。

かがみ:子供か、あんたは。まぁいいわ、綾小路くんのドラマが見たかったから。

つかさ:えー、お姉ちゃんずるい〜。アニメ見たいのに。

かがみ:そんなにアニメみたいなら、こなたとアニメ見なさい。

つかさ:はぅ・・。

こなた:かがみはケチだな。妹がみたいっていうのに。

かがみ:け、けちじゃないわよ!もぅぅぅ!録画するから、アニメみてもいいわよつかさ。

つかさ:わーい、やったぁ〜!

キリヤ:妹を大事にしろよお姉ちゃん。

かがみ:キリヤくん・・・。

殺:風見とルミナスっていい奴ばっかだな。ご飯食ったし、帰るか。

シア:はい、綾小路さん。

殺:シアさん、家族なんだから殺で・・・。

シア:いけない、癖が・・・。

ソウマ:んじゃな、綾小路。

殺:じゃあな、俺が写ってる番組みとけよ〜。

こなた:みるよ〜。バイバイ〜。

カランカラン・・・。

シア:ふぅ、ちょっとの仕事で疲れましたです。

店長:ご苦労様です。はい、1時間分の給料。

シア:ありがとうございます。

殺:店長の店、また来るよ。

店長:いつでも、寄ってください殺くん。

カランカラン・・・。

店長:天くんに似てきたな・・・殺くん。

ニャーさん:(いつまで立っても、一人前の悪魔になれんなあいつ・・・。)

ヘキサ:あら、ニャー様じゃありませんか。

シア♂:なんだ、お前か・・バスラ。

ニャーさん:だから、わしの本名言うなといっとるだろ!

シア♂:どうでもいいんだよ。ヘキサ、飯作れ。

ヘキサ:兄ちゃんが作ってよ〜。私ヘトヘト。

シア♂:いいのか?俺が料理して。

ヘキサ:あぅ・・・私が作るしかないんだね・・・。

店長:頼りないお兄ちゃんだな。

ホーホー。

殺:久々の我が家の部屋だ。んじゃ、入るか。

シア:はい。

カチャ・・。

殺:あれ?鍵開いてる・・・まさか・・。

殺は慌てて走った。

殺:リビングが光ってる、ここか泥棒!?

パン!パン!

湖次郎:おかえり、殺ちゃん!

阿星:帰国パーティーだよ。殺ちゃんの。

殺:はは、んでどうやって鍵開けた?

湖次郎:ミシャさんの天使アイテムで鍵開けたんだ。ごめんね。

ミシャ:でひひ、ごめんっス殺ちゃん。

殺:気にしてないよ、ありがたいな・・帰国パーティー開くなんて。

歩:殺、遅いじゃない。2時間遅刻だぞ。

殺:2時間って、だったら連絡したらいいのに・・・。

歩:圏外になってたからかけられなかった。

殺:あ・・シアさんの店は電波妨害だったんだ・・・。

シア:すみません、携帯電話禁止な店ですから・・・。

歩:まぁいい、そろそろ始めるぞ。

ミシャ:殺ちゃん、プレゼントッス!

殺:これは・・・、うさぎのお守り。湖太郎おじさんのじゃ・・・?

ミシャ:殺ちゃんにあげるっス。

殺:ミシャさんがいうなら・・・もらうよ。

阿星:次あたしだよ〜、はい、アップルパイ。

殺:ミシャさん、毒味してみて。

阿星:こらぁ!毒なんて入ってないわよ!

殺:冗談だよ。

湖次郎:からかうなよ殺ちゃん、えと・・ボクの手作りマフラー。受け取って。

殺:上出来だな、大事に使うぞ湖次郎。

阿星:みんな受け取ったね、じゃあ、ケーキ食べましょう。

ミシャ:わーい、ケーキッス!コジローくんアーンしようっス。

湖次郎:ミシャさん・・・。

ヒュゥゥゥ・・・。

歩:・・・殺が戻ってきたことだし、この世界を救ってもらうか・・・。

聖騎士団団長・綾小路 殺が日本に帰還し、故郷を救うことにした。

歩:もし、心剣士でも英雄でもだめなら、私が参加してやるか・・・。

28話へ続く。