28話 鳴海沢Xフルデリカ

暗闇にさまよう続ける梨花。声が聞こえる・・。昔のこと・・・。

クリフ:フル・・デ・・リカ・・・、マージュを・・・よろしく頼むな・・・。

フルデリカ:おじいちゃん・・・、いや・・・死んだらだめ・・・おじいちゃん!

クリフ:泣くんじゃない・・、お姉さんだろ・・・、弟といっしょに・・・雛見沢へ行け・・・。

フルデリカ:ぐすん・・・うん・・。

クリフ:・・・・。

フルデリカ:おじいちゃん・・・おじいちゃん・・・起きてよ・・・起きてよ!!うああああああああん!!

クリフ=アンダーソンが病死した夢だった。しかし、見たことがない子がクリフを見て泣いていた。

???:ぐすん・・・。私のせいで・・・ぐすん。

黒い角を生えた長い髪の少女だった。

沙都子:梨花・・・梨花・・。

梨花:あ・・・沙都子、僕・・・夢を見てた。

沙都子:夢って・・・怖い夢?

梨花:はいなのです・・・。僕のおじいちゃんが病死する夢かな・・・。

沙都子:病死・・すごくお辛い夢ですわ。

梨花:それと、知らない女の子がおじいちゃんをみて・・・泣いてた。

沙都子:どんな子ですか?

梨花:黒い角を生えた長い髪の女の子なのです。

沙都子:夢魔よ、夢魔ですわ!さっさと除霊しないと。

梨花:夢魔・・・じゃないのです。自分がおじいちゃんを殺したと思い込んで泣いてたなのです。

沙都子:気になるわね、夢を覗きたいぐらい。

梨花:雛見沢にいけば・・・わかる気がするのです。

沙都子:雛見沢って・・・何を言ってるんですか。5年前、なくなってますわ。

梨花:名前変わったんだね。みぃー・・。

沙都子:名前はたしか・・・、鳴海沢でしたね。

梨花:そこにいこう、沙都子。

沙都子:すみません梨花、私は仕事で・・・。

梨花:お仕事ですか、残念なのです。

梨花は1人で鳴海沢へ行くことにした。

梨花:(1人で行くのはちょっときついな。敵はどんどん強くなってることだし・・・。)

公園で通りかかると、志希がブランコに座って、参考書を読んでいた。

梨花:(あれ、志希だったね。あの人だったら・・。)おはよ〜志・・・。

キリヤ:志希、ここで勉強してるのか。

志希:そうだよ、キリヤ。まだ2年だけど、100点ぐらい取らないとな。

キリヤ:志希ならいけるよ、・・・あれ、梨花じゃないか?

志希:本当だな、おーい梨花ちゃん!

梨花:(しょうがない・・。)なぁに?志希。

志希:1人で何してるんだ?

梨花:じつはですねぇ〜。

ゆたか:あっ、キリヤくんと志希くん〜。

志希:ゆたかちゃんじゃない、おや、誰かね?

みなみ:えと・・・岩崎 みなみと申します。

キリヤ:ども、霧谷 魁斗です。キリヤでいいよ。

梨花:古手 梨花なのです。よろしくなのですゆたか、みなみ。

志希:小学部だけど、いつも高等部に来てるよ。

キリヤ:ゆたかと梨花は同じ背だね。

みなみ:本当ですね・・・。

梨花:(大人数いれば、楽しめるかも。)ねえねえ、暇そうだから今から鳴海沢に行かない?

志希:鳴海沢か、行ってみたいな。みんなもどうだ?

ゆたか:うん、みなみちゃんも行こう。

みなみ:えぇ。

キリヤ:ごめん、実は俺・・・かがみの家で勉強することになったから・・・・また誘ってね梨花。

梨花:はいなのです。

志希:さぁて、行こうか鳴海沢へ〜。

ゆたか、みなみ、梨花:おぉー!

そして・・・。

ソウマ:おっす、志希。

こなた:魚を釣りに行くの。ゆーちゃんは?

梨花:(偶然だな・・・。)鳴海沢の見物なのです。ねぇ?

ゆたか:は、はい・・。

志希:たしか、珍しい魚がいるって青子先生言ってたね。どんな魚かな〜。

ソウマ:珍魚を釣って、見せびらかすぞ。

こなた:そして、お金がウハウハ!

みなみ:泉先輩・・・。

梨花:それで、ソウマとこなただけかな?

ソウマ:いや、ハヤテとナギと咲夜がまだ。

志希:めずらしいな、咲夜を誘うって。

ソウマ:釣りいきたいんや!!ってうるさくてな。

こなた:つれて行かんやったら、ハリセンでしばくぞ!って大阪弁で・・・。

ゆたか:強引な人ですね・・・。

みなみ:あっ、電車が来た。

ソウマ:3人待ってるから先に行けよ。

こなた:バイバイ、ゆーちゃん、みなみちゃん、梨花、志希。

ゆたか:先に行ってるねお姉ちゃん。

ピシャ・・・。

ブゥゥゥゥン・・・。

ガタンゴトンガタンゴトン・・・。

梨花:(行く度に、身内とよく会うな・・・。)

志希:梨花ちゃんはなんで鳴海沢に?

梨花:・・・それはな・・・。

パトリシア:ハロー!ゆたか!みなみ!

ゆたか:パティちゃん・・・。

みなみ:それに・・・ヒルダさん。

ヒルダ:みなみさん、お久しぶりです。

志希:具合はどう?

ヒルダ:もぅ、大丈夫です。こなたさんのおかげで元気です。

梨花:パティとヒルダは鳴海沢なのですか?

ヒルダ:いえ、2人で金閣寺に行こうかなと。

パトリシア:いろいろ伝統が知りたいデス!

志希:明るい外人さんだな。

駅員:次は〜鳴海沢〜鳴海沢〜。

梨花:そろそろ降りないといけないのです。それじゃ、ばいばいなのです。

パトリシア:グッバイ〜、リカ。

ヒルダ:またね。みんな。

2人と別れて、鳴海沢に到着。雛見沢とまったく同じである。

梨花:雛見沢と同じだな。ここ。

志希:変わったのが・・・、あそこに立ててるでかいビルがあるな。

ゆたか:あれは・・・朱鷺宮コーポレーションだったかな。社長は女武士さんでしたね。

みなみ:朱鷺宮 神衣。20年前、男100人を切り捨てた最強のアルカナ使い。

志希:父さん、神衣のことよく話した様な。

梨花:お前、神衣のこと知っているとは、何者だ?

みなみ:・・・ただの傍観者です。

ゆたか:みなみちゃん、ゼロさんのものまね?

みなみ:いえ・・・。

梨花:(この女、何を考えてるかわからん。)

志希:とりあえず、見物するなら2手に別れるか。カメラあるか?

みなみ:使い捨てカメラなら。

志希:よし、見物開始だ!行こうか梨花ちゃん。

梨花:はいなのです。

2手に別れて、鳴海沢の景色を見に行った。

梨花:なんだか凄い賑やかなのです。

志希:雛見沢はコンビニもゲーセンもないド田舎な村だったな。まさか、少々賑やかになるとはな。

梨花:次、第1の古手神社あるか見に行こうなのです。

志希:あぁ、梨花ちゃんの古い神社見る価値あるかも。

第1の古手神社へ行ってみた。

梨花:わぁ、なくなってないのです。よかったなのです。

志希:なくなってないってことは〜、誰かが使ってるかもな。

梨花:とりあえず、見にいくなのです。

志希:わかったから・・・。

コツ・・。

ビービー!!

志希:なぁ、セキュリティシステム・・・。

梨花:・・・来る。

カチャカチャカチャ。

ガードマンA:貴様、神社に入るとは・・・。

ガードマンB:化け物の仲間か!?

梨花:おいおい、ここは元から僕の家だぞ。何勝手に使ってんだ?

ガードマンA:何を抜かしたことを、名前でも書いてるのか?

梨花:古手神社って知ってるだろ?

ガードマンB:たしかに、古手神社だ。だからどうした!?

梨花:古手 梨花、神社の持ち主だ。

ガードマンA:う、嘘をつくな!古手 梨花は死んだはず・・・。

???:やめろ!

志希:・・・。

梨花:いけないな、人の家を使っちゃ。

???:申し訳ない、何もなかったからつい。

志希:キミは・・・?

古穂:朱鷺宮 古穂と申す。

梨花:古手 梨花なのです。

志希:遠野 志希、よろしくな。

古穂:遠野・・・直死の魔眼をもつ遠野 志貴か?

志希:志貴は俺の父さんだ。

古穂:息子か、お前は直死の魔眼を使えるのか?

志希:えぇ、少々だけどな。

古穂:そうか、勝負したいのはやまやまだけど、じつはな・・・反魂の羽を狙う輩が潜んでる。それを奪われたら、悪用にして使われる。

梨花:だから、古手神社を使ったのですね?

古穂:うむ、勝手に使ってすまない。

梨花:気にしないでくださいのです。にぱー。

志希:古穂、できれば手伝ってやろうか?

古穂:よかろう、遠野家がいれば助かる。

梨花:ボクもお手伝いするなのです。

古穂:子供は無理しなくて・・・。

梨花:ふっ、子供をなめないでくれないか?

古穂:(うっ、なんだ・・・鋭い目をする子・・。)

そのころ、ゆたかとみなみペアは?

ゆたか:あ・・・あの・・・、どなたですか?

みなみ:ゆたかちゃん、この人は危険です。

ゆたか:危険って・・?

みなみ:キルレイン、ガルディアの親玉よ。

キルレイン:よく知っておられるとは、怖がらなくていい。探し物を見つけに行くだけ。

ゆたか:探し物・・・?

キィィィン・・。

???:キルレインを探させちゃだめ・・。

ゆたか:え!?だれ・・・。

みなみ:ゆたかちゃん?

ゆたか:みなみちゃん、心剣を貸して!

フゥゥゥゥ。

シャキィィィィン!

キルレイン:心剣士・ゆたか、私と戦うとでも?

ゆたか:何だか知らないけど、あなたを倒します!

みなみ:援護します。

キルレイン:(その心剣は、魔封剣・ライナリュートか。)

ゆたか:覚悟!エーテルストライク!!

ブン!ブン!

キルレイン:振り回しても、当たるまい。くらえ!ダークブリザード!

ゴォォォォ!

ゆたか:うあぁぁ!

みなみ:マジックイレーザー!

シュゥゥゥ・・・・。

キルレイン:くっ、かき消しただと。

ゆたか:ありがとうみなみちゃん。

みなみ:うん・・。

キルレイン:(相手が悪すぎですね、こうなったら・・・。)

フワァ・・・。

みなみ:逃がさない!サンダービーム!

ビィィィィ!

キルレイン:くっ!

シュン!

みなみ:消えた・・・。

ゆたか:逃げられちゃった。

みなみ:キルレイン、絶対に許せないから。

ゆたか:みなみちゃん?

みなみ:ごめんなさいゆたかちゃん、私・・。

ゆたか:いいの、せっかくですし見物しよう。

みなみ:うん。

ツカツカ・・・。

???:・・・キル・・レイン・・・。

黒い角を生えた長い髪の女の子は一体・・・?

ゴォォォォ・・。

すみ:この辺に反魂の羽ってありましたわね。それさえあれば・・・。

かーくん:(反魂の羽か、それを使うとどんな奴でも生き返らせることできる。俺には興味ないけど。)すみはそれを手に入れたらどうするの?

すみ:そうですわね、死んだ猫ちゃんを生き返らせようかしらね。

かーくん:(おいおい・・・。)

すみ:キルレイン様はなんで羽がいるんでしょうね?

かーくん:かなたを生き返させ、2人のナギを合成させたら、究極のナナギができる。

すみ:ゼクティじゃないんだ・・・。

かーくん:ゼクティよりも、かなたのほうが魔力が高いからな。

すみ:へえ。さっさと頂いてしまいましょうかーくん。

かーくん:あぁ。

ごぉぉぉぉぉ!!

朱鷺宮家にいる志希と梨花は?

神衣:久しぶりだな、梨花。

梨花:20年ぶりなのです、神衣。

神衣:変わらないな。

志希:梨花ちゃんは子供になったり大人になったりだからね。

梨花:本当は大人なのです。

このは:神衣様、大変でござる!また輩が古手神社に。

神衣:来たか、キルレイン!

梨花:キルレインだと、反魂の羽を奪うつもりか・・。

志希:悪用されたら困るからな、行こう。

古手神社では・・?

ゆたか:わぁ、大きな神社。

みなみ:ここって、梨花ちゃんの神社でしたね。

ゆたか:すごいな、そだ、お賽銭入れよう。

スッ・・。

このは:触るなでござる!

ストスト!

ゆたか:わぁ!?手裏剣・・。

みなみ:何奴!?

神衣:貴様か、キルレインの手先・・・。

ゆたか:ち、違いますよ。私はただ・・お賽銭を・・。

みなみ:・・・久しいな、朱鷺宮 神衣。私が賽銭ドロボーでもしますか?

神衣:ふふ、すまぬなシヴァ。乳が小さいのが相変わらずだ。

みなみ:うぅ・・・・。

ぺたぺた・・。

ゆたか:みなみちゃん・・・シヴァって?

みなみ:シヴァ=ルートヴィッヒ、聖騎士団・ヴァネッサ=ルートヴィッヒの娘よ。岩崎 みなみは仮の名前。

ゆたか:ってことはみなみちゃんは・・・。

神衣:聖騎士団の団員だ。なんで仮の名前なんか?

みなみ:本当のお母さんは岩崎家にいなさいって。

神衣:んで、ヴァネッサは?

みなみ:戦死したわ。キルレインに・・・。

ゆたか:それで、みなみちゃんはムキに・・・。

神衣:シヴァ、仇を討とう・・・。

みなみ:そのつもりです。

このは:むっ、曲者!!

シュッ!

すみ:きゃぁ!

かーくん:すみ!?

ひゅぅぅぅぅぅ!どぉぉぉん!!

すみ:いたた・・・何するんですか!?

ゆたか:あなたは・・・杉並って言う人とよく歩いてる女の子・・・。

神衣:杉並だと、さては・・・ガルディアの者か!?

すみ:そうですわ、反魂の羽を頂きに参りましたわおほほほほ!

みなみ:痛い目にあわないと・・・。セイントセバー!

すみ:痛い目にあうのあなたのほうですわ!マジカルキャノン!

ドォォォォォン!!

みなみ:うらぁぁぁ!

カキィィィン!

かーくん:打ち返しただと!?

すみ:ちょっと!!きゃああああ!!

ドォォォォォン!!

神依:弱いな。

ゆたか:すごい・・・。

すみ:はぅぅ・・・、お・・覚えてなさいよ!!

ビュゥゥゥゥン!!

神依:な、何しにきたんだ?

志希:おーい!

神依:志希。

志希:曲者はいたか?

ゆたか:志希くん、曲者ならどっかいったよ。

このは:たいしたことないでござる。

梨花:曲者ってどんな人かな?

ゆたか:杉並って言う人とよくいるコスプレ女の子です。

梨花:てんぺらスミか。まずいな、キルレインが動き出したな。

みなみ:キルレインに会った、逃げられました・・。

志希:2人が無事ならいいよ。

梨花:(キルレインめ、反魂の羽を奪って何をするつもりだ・・。)

志希:(梨花ちゃん、どうしたのかな・・?)

神依:お主ら、私のとこへ来ないか?

みなみ:神衣、えぇ。平和のためですから。

ゆたか:許せないよ、人のものを奪うなんて。

このは:まったくでござる。

ゆたか:1つ言うの忘れてたけど、子犬ちゃん誰かな?

神依:こいつはこのは、お守り役ってとこかな。

梨花:20年なっても、昔のままなのです。このは。

このは:わふぅ。

ゆたか:いいなぁ、老けない人は。御美先生も梨花ちゃんもホウメイちゃんも老けてないな。

志希:青子先生もじゃない?あの人、本当は何歳だろうか・・?

梨花:ボクもわからないのです。ミス・ブルーのこと。

志希:謎だらけだな。脳内メーカーで調べたいぐらいかも。

古手神社へ入ってみた。

梨花:こ、これが・・・反魂の羽か。

神衣:うむ、不死鳥フェニックスが落としていった羽、無駄に使いたくないから、古手神社に置いた。

このは:この羽は1回しか使えないでござる。

みなみ:1回だけですか・・・、お母さんを生き返らせたいけど・・・自分のものじゃ・・ないですね。

神衣:・・・それもそうだな。

ゆたか:お姉ちゃんが来たら、お母さんを生き返らせるでしょうね。

みなみ:泉先輩、喜ぶかも。

キィィィン・・・。

???:志希・・・。

志希:(え・・・、聞こえる・・。)

梨花:志希?

志希:ちと、トイレだ。

ガタン。

梨花:(様子見るか。)

志希は裏庭へ行った。

志希:そこにいるだろ、顔合わさないか?

???:み、見えるの?

カサ・・。

志希:黒井角・・・・長い髪の少女・・。

羽入:羽入(はにゅう)っていいます。オヤシロでもいいです。

志希:オヤシロ・・・貴様、詩音をとりつけて、罪のない人間を・・・。

羽入:違うの、それは・・・もう1人のオヤシロよ。ボクは何もしていない。

志希:ごめん。なんで梨花を・・?

羽入:あの人に会って、謝らなきゃいけないの。

志希:梨花にひどいことしたのか?

羽入:はい、大昔に・・・。

志希:大昔・・・。

梨花:お前だったのか、ボクを呼んだのは。

羽入:梨花・・・。

梨花:謝らなくていい、過ぎたことだ。

カァァァァ!!

ふさ・・・。

フルデリカ:あなた、何者?

羽入:羽入です。

志希:この子が本当のオヤシロだ。

羽入:すみません、迷惑かけて。

フルデリカ:いいって。

羽入:よかった・・・、お願いがあるんです。

フルデリカ:お願いって?

羽入:反魂の羽で・・ボクを生き返らせて。

志希:神衣さんの了承がいるぞ。勝手に使ったら怒られるし。

フルデリカ:ボクが羽入を復活するように頼もうか?

羽入:お願いします、そうすればキルレインは退くと思います。

フルデリカ:それと、詩音みたいに罪のない人を殺めたら、斬り殺すからね。

羽入:は、はい・・・。

ドォォォォン!!

フルデリカ:くっ、来たかガルディア。

志希:急ぐぞ梨花ちゃん。

羽入:(違う、キルレインじゃない・・・。)

見たことがない軍団が、古手神社に来た。

ゆたか:な、なんなんですか?あなたたちは?

奈落:ふふ、知らんのか?俺は園崎 奈落。園崎家の弟だ。早くそいつをよこせ。

神依:園崎家、堕ちたな・・。

このは:羽を取って何するつもりでござるか?

奈落:そうだな、母・詩音を生き返らせてやる。

このは:うそつけでござる、詩音は20年前に死んだでござる。お主は魅音殿の次男じゃないのか?

奈落:あんなやつ、母でもない。おいお前ら、羽奪って来い!

やくざA:わかりました、若。

カチャカチャ。

神衣:抵抗するのか?

ゆたか:みなみちゃん、借りるね。

みなみ:うん。

シャキィィィィン!

奈落:心剣か、おい美鳳(メイファン)。こっちに来い。

ガシャン。

美鳳:なんですか?若。

奈落:アルカナ使いなら、心剣士を倒せ。

美鳳:わかりました。

神依:くっ、からくりか。

キィィィン!

やくざA:クソアマ!ちょこまかと!

神依:朱鷺宮流・無怨!

ずばぁ!

ワァァァァ!

このは:数が多いでござる・・、忍法!百分身の術!

ドバァァァァ!

やくざB:なんじゃこりゃぁぁ!気持ち悪っ!?

うじゃうじゃうじゃ・・・。

ゆたか:うぅ・・・人酔いしそう・・・。

ゴォォォォ!

美鳳:天部仙掌!!

みなみ:ゆたかちゃん、危ない!セイントセバー!

キィィィン!!

美鳳:見事な腕前です。でも・・。

みなみ:!?

美鳳:火孔覇!!

ゴォォォォ!!

みなみ:うああああ!

ゆたか:みなみちゃん!?

奈落:流石だぞ美鳳。

ゆたか:このぉぉ!

きぃぃぃん!

美鳳:はぁぁ!たぁぁ!

ゴスッ!

ゆたか:うぅ!?

このは:ゆたか殿!?

みなみ:ここで・・・負けない。

美鳳:抵抗するなら、排除します。

奈落:やれ!ぼこぼこにしろ!

ガシィ。

奈落:なぁ!?離せこいつ!?

魅音:はい、そこまでにしろ〜。

神依:魅音・・・。

魅音:ごめんね、あとできつくしないと。

奈落:このぉぉぉ!はなせぇ!!

神依:てっきり堕ちたかと思ったよ、ちゃんとしつけしなさいよ。息子さん。

魅音:わかってるよ。お前ら、帰るぞ。

やくざA:は、はいぃぃぃ!女将!

園崎組は去った。

みなみ:っつ・・・。

サッ。

美鳳:すみません、若の命令に逆らえないから・・。

ガシィ。

みなみ:いえ、楽しかったわ。また勝負しましょう美鳳。

美鳳:・・・はい。

ドォォォォォン!!

ゆたか:本当はいい人ですね・・・美鳳さん。

神依:奈落・・・なんで詩音に拘るか・・。

スタッ。

フルデリカ:みんな無事か?

神依:ガルディアじゃなかった、園崎組だった。

フルデリカ:園崎組・・・源内か?

ゆたか:違うよ、奈落っていう子よ。

フルデリカ:奈落・・・園崎家の次男か。

神依:詩音を復活させるつもりだ。

フルデリカ:それはまずいな、その羽、使ったほうがいいと思う。詩音なんか復活させたら、殺すだけはすまさないな。

ゆたか:あわわ・・・、お姉ちゃん言ってたね。みゆきさんが詩音にとりつかれた時、映画館大騒ぎになったって。

みなみ:秋月くんのおかげで詩音は成仏した。

フルデリカ:迷惑な悪霊だな。

志希:そういうことだ。さっさと、反魂の羽を使おう。

神依:使うって、誰を生き返らすんだ?

志希:この子だよ、こっちこっち。

つか・・。

羽入:羽入っていいます。

ゆたか:あぁ、声をかけた子だ。

このは:どこどこ!?どこにいるでござるか!?

みなみ:このはちゃんは羽入ちゃん見えないのか。

神依:魔力トレーニングが必要だな。

このは:わふぅ・・・。

志希:神依さん、お願いします。この子を・・・。

神依:考えさせてくれ。明日までに・・・。

志希:・・・わかった。

このは:神依様、持ってるよりも使ったほうがいいでござるよ。狙われずに済むし・・・。

神依:・・・・。

ガタン。

ゆたか:神依さん、迷っていますね。

フルデリカ:明日がだめなら、しょうがないですね。

羽入:・・・・。

志希:とりあえず、泊まっていくか旅館に。

ゆたか:はい。

シュゥゥゥゥ・・・。

梨花:おっと、時間が切れちゃったのですね。

ゆたか:大きな梨花ちゃん、すごくかっこいいです。

みなみ:フルデリカ=アンダーソン、あなただったとは。

梨花:今のボクは古手 梨花だ。

とりあえず、旅館で休むことにした。

志希:おや、ソウマじゃないか。

ソウマ:遊びつかれたから旅館で泊まろうかなってな。

ナギ:魚1匹しか釣れないな。

ハヤテ:1匹つれただけで満足ですよお嬢様。

こなた:あたしは30匹だぞ。

ゆたか:すごい、タイやまぐろとか30種類あります。

咲夜:甘いなぁこなた、あたしなんて50種類やで。

こなた:流石大金持ち、やることはすごい。

ナギ:おい、私も大金持ちだぞ。

ハヤテ:網使ってないですけどね。

志希:呑気だな、お前らは。

ゆたか:今日は大変な日だよ、キルレインが来るし、園崎組も来るし・・・。

ソウマ:キルレイン来てたの!?最悪だな。

ゆたか:みなみちゃんのおかげでキルレイン追い出したよ。

ハヤテ:キルレインを追い出すなんて、やりますねみなみさん。

みなみ:それほどでも・・・。

ソウマ:こうしてはおけん、明日、志希の手伝いでもするか。

志希:それはありがたいな。

こなた:何をすればいいの?

ゆたか:古手神社に反魂の羽という大事なものを奪われないように見張っとくの。

梨花:まぁ、神依の了承を得たら、偽の羽で誘導することもできるし。

咲夜:誰や、神依って?

ナギ:おいおい、知らないのか。朱鷺宮コーポレーションの社長。

咲夜:あぁ、なるほどな。あそこにごっつい建てもんのとこか。

ハヤテ:100階ぐらいありますね。

ナギ:久々に会えるな、朱鷺宮 神依。

こなた:いいよね、大金持ちの付き合い。

ソウマ:おぉ!混浴あるぞ!入ろうぜこなた!

こなた:OK!

志希:仲がいいな。

ゆたか:みなみちゃんも入ろう。

みなみ:え・・えぇ・・。

ペタペタ・・・。

みなみ:はぁ・・・。

志希:どうしたんだ羽入?後ろで隠れて。

羽入:すみません、人見知りで・・。

咲夜:はぁ!?どこや!?おれへんで!?

ナギ:見えないのか?

ハヤテ:ボクは見えますけど。

こなた:あれぇ、咲夜だけ見えないってもしや・・・。

梨花:魔力がないと羽入が見えないのです。

咲夜:マジで!?あたし、心剣抜けれるのに〜。

梨花:心剣が抜けれても、魔力が低いと意味がないのです。にぱー。

咲夜:にぱーじゃないわ!

ソウマ:こなた、何をしてんだ!?早く行くぞ!

こなた:わかってるよソウマ〜。

ゆたか:待ってお姉ちゃん。

志希:俺は後で入るよ。

みなみ:私も。

志希とみなみは部屋に入った。

ガラララ・・・。

ヒナギク:あ・・・。

志希:え・・・ヒナギク?

泉:どうしたの?ヒナちゃ・・って志希くん!?

志希:4人揃って旅館か。・・・場所間違ってすまん。

みなみ:お知り合いですか?

志希:みなみは知らなかったな。この4人はハヤテとナギのクラスメートだ。白皇の。・・・お邪魔っぽいし失礼するわ。

ガラララ。

美希:別にくつろいでもいいけど・・・行っちゃった。

ヒナギク:志希くんがいるっていうと・・、綾崎くんもいるはず。

旅館で楽しんでいる間・・・・古手神社で大変なことになっていた。

ばた・・・。

古穂:くっ、絶対に・・・・渡さない。

杉並:そこをどいてくれないか・・・殺生はしたくないのでね。

ネロ:大人しく羽をよこせ。

すみ:おほほほほ、10倍返しですわ。

このは:なんて強さでござる・・・。

キルレイン:どかぬなら、こうだ!

びしゃぁぁぁん!

このは:うあああぁ!

古穂:うぅ・・。

ガクッ・・。

杉並:気を失ったか、キルレイン様、羽を手に入れて使いましょう。

キルレイン:いや、使うのはまだ早い。もっと見る必要はある。

すみ:楽しみですわね。キルレイン様。

古穂とこのはは耐えれず、反魂の羽がキルレインに奪われてしまった。

古穂:む・・・無念・・・です。母上。

29話へ続く。