32話 ヒルダX精神不安定
ヒルダは何度も何度も、悪夢を見ていた。とても苦しい・・・・。このままだと、ヒルダレイアとなってしまうのか?
バリンバリン!
ヒルダ:はぁはぁ・・・。
レナに似ている、学校のガラスを何枚か割っていた。
ヒルダは父によく暴力振られ、目がもぅ死んでいた。父が寝た瞬間、バットで頭を殴打。血まみれになった父は、のこぎりで体をバラバラにして、大阪湾に沈めた夢を何度も見ていた。
ヒルダ:はぁはぁ・・・やめて・・・見せないで・・・。
ガチャ。
トライハルト:ヒルダ、しっかりしろヒルダ!
ヒルダ:はっ!・・・先輩。
トライハルト:どうした、ヒルダ。汗でてるぞ。
ヒルダ:いやになるほど・・・悪い夢を見るの。
トライハルト:・・・両親を殺したことか?
ヒルダ:はい、私は・・・まだ中学のとき。両親に虐待され、傷つけながら・・・生活していました。友達はキリヤ先輩とシーナ先輩とソウマ先輩ぐらいです。いつも、心配してくれてるです。もう1人いた・・・えと・・・あれ・・・思い出せない・・。
トライハルト:どうした、ヒルダ・・?
ヒルダ:・・・忘れちゃった。もう1人いたはずだけど・・・。
トライハルト:・・・なら、思い出すように心を触れてみるか。
ヒルダ:先輩・・・。
トライハルト:行くぞ、ヒルダ・・・。
すぅぅ・・・。
圭太:やめんかぁぁぁ!
スパァァァン!スパァァァン!
トライハルト:な、何をする圭太!(スリッパかよ・・。)
志希:ちょっと来い、トライハルト。
トライハルト:なんだ・・・?
圭太:心を触れて、ヒルダに言おうとしてるだろ?
トライハルト:当たり前だろ、ヒルダは俺の大事な女の子だ。
志希:いいのか、ヒルダの兄さんを思い出したら・・・ヒルダじゃなくなってしまうかもしれない。心を触れるのやめろ。
圭太:母さんのようになりたいのか?トライハルト。
トライハルトは創造してみた。ヒルダが鉈を持って、うそだうそだぁぁ!
トライハルト:・・・隠すべきだな。てか、ヒルダって兄いたんだ。1人娘っていったはずだけど。
圭太:ヒルダは兄さんのこと覚えていないらしい。
志希:梨花ちゃん、言ってたな。ヒルダ兄は高1で1人立ちして、東京行ったって言ってたな。ヒルダに伝えんと。
圭太:なんで伝えないのかな?
志希:わからん。
ヒルダ:あのぉ・・・。
圭太:なんでもないよヒルダ、男同士の話をしてただけ。
ヒルダ:そうですか。
トライハルト:心配するな、兄の・・。
圭太、志希:こらこらぁぁぁ!!
バキバキバキバキ!!
トライハルト:ぐはぁ、なぜ殴る!?
圭太:お前・・・わざとだろ・・・?
志希:兄のこと言うな・・・。
トライハルト:すまん、口軽すぎた・・・。
ヒルダ:??
圭太:気にしないでくれヒルダ、こっちの話だ。
トライハルト:ヒルダ、腹が減っただろう。食べに行こう。
ヒルダ:えぇ。
圭太:(ふぅ、兄のこと言わないほうが幸せだよ。)
志希:(兄がもし・・・シルディアにいたら・・・。まぁ、いないだろう・・。)
フィリアスの新しく出来た喫茶店「デカプリン帝国」
トライハルト:なんだよ・・・デカプリオ帝国って・・?
ヒルダ:デカプリンですよ・・・先輩。
ガチャ。
みさお:いらっしゃいだぁ!
あやの:あっ、聖ルミナス学園の・・・ヒルダちゃんと西園寺くんじゃないですか。
ヒルダ:日下部さんに・・・峰岸さん・・。なんでここに?
みさお:ひどいよな、柊。あたしらを置いてエンディアスっていう異世界にいって。
トライハルト:よく入れたな・・・心剣士がいないと入れないんじゃ・・?
源内:この子がうるさいから、つれてきたよ。
トライハルト:源内、来てたのか。
ヒルダ:なんで喫茶店を?
源内:エンディアスは円じゃ買えない。店を作って、大儲けしようと思っている。
ヒルダ:なんでお金を稼ぐ必要が?
源内:・・・お前らの生活費のために働いてる。それだけだ。
トライハルト:・・・そこまでするなんて、お前はいい奴だ。
みさお:なぁ、西園寺。柊は元気か?
トライハルト:先輩と呼べバカ者が、かがみは相変わらずキリヤとうまくいってる。
あやの:柊ちゃん、キリヤくんと結ばれたかもね。
トライハルト:あやのちゃん、みさおちゃんは心剣出せるのか?
みさお:心剣なんて出せないよ、あたしは極ふつーの女の子だぁ!
あやの:私もです。
トライハルト:エルデにいるべきだぞ、ここにいては危険だし。
みさお:戻りたくないな、柊ばっか活躍させたくないし。
あやの:魔法ぐらいなら、私だって。
ヒルダ:・・・それ、ゼロさんがつけた指輪・・・。
みさお:日本橋にある霊樹でゼロって言う人に会った。
あやの:双竜の指輪っていう不思議な力が沸いてくる指輪です。
トライハルト:双竜の指輪か・・・。
みさお:あやのがつけたら、あたしの髪の毛が真っ黒になって、すごい気が沸いてくるよ。
あやの:長時間で指輪つけたら、貧血でよく倒れます。
ヒルダ:諸刃の剣・・・って感じです。
トライハルト:なんでゼロがそこまで・・・。
ゼロ:友達を守りたい・・からでしょ?みさお。
みさお:おっ、ゼロ。
トライハルト:そうか、いい友達持ったな・・・かがみ。
ヒルダ:・・・・友達・・ですか。
トライハルト:ヒルダ?
ヒルダ:いえ、聞き流してください。
みさお:おいゼロ、なんでDSやってるんだ?
ゼロ:脳を鍛えてるさ。あっ、間違っちゃった・・。
あやの:面白い神様ですね。
ヒルダ:先輩、ちょっとトイレに・・。
トライハルト:あぁ、行ってこいヒルダ。
ゼロ:・・・・言ってないのか?ヒルダのお兄さんのこと。
トライハルト:隠してる、その場で言ってしまえば、優しいヒルダはいなくなってしまう。
ゼロ:そうか、辛いねヒルダ。
トライハルト:狂気姿のヒルダなんか・・・みたくない。
ゼロ:トライハルト、ヒルダを1人にしないでくれ。お願いだ。
トライハルト:あぁ・・・。
コト・・・。
バリィィィン。
ヒルダ:いま・・・兄さんって言った・・・?
トライハルト:ヒルダ、聞いてたのか・・・。
ヒルダ:うそよ・・私の兄なんて・・・いないのに・・。
ゼロ:ヒルダ、ごめん・・・。
ヒルダ:・・・思いだしたよ・・・私は殺人犯だから・・・東京に逃げたのよ・・・兄さん。
ゼロ:違う、蓮弥はそんなする人じゃないってわかるだろ。
トライハルト:ヒルダ、兄が東京に行ったのは・・・自分の将来を・・・。
ヒルダ:うそだぁうそだぁ!そんなのうそだぁぁ!兄さんは・・・私のこと嫌いだから・・・。
パチィン!
あやの:あまったれてんじゃねぇよ!!ブルァァ!!
みさお:出た、若本あやの・・・。
源内:若本モードになったあやのは止められん。
あやの:ヒルダちゃんよぉ、卑屈になるのはぁ〜よくないぜ。お前さんの兄貴はなんで出て行ったか。それは・・・名倉くんを憧れて、芸能人になりたかっただけ。伝えるのは、TVに出て、ヒルダちゃんに伝えようと。
ヒルダ:あやのさん・・・・。
あやの:まさか、蓮弥くんがエンディアスに・・・。ヒルダちゃん、蓮弥くんを探そうぜ。
みさお:手伝ってやるから。
トライハルト:ヒルダ・・・。
ヒルダ:みんな・・・。
ドクン・・・。
闇ヒルダ:ヒルダァ、あんな奴に信用しちゃダメよ・・・ふふ。
ヒルダ:いや・・・いやあああああああああ!!
トライハルト:ヒルダ!?どうした!
闇ヒルダ:うふふ、本当は善人のふりしてるんだよ。あやのという子、心では、こんなアホの子死んだらいいのにって思ってるわ。
ヒルダ:違う、違うぅぅぅ!!出て行って!私の影!
闇ヒルダ:いやよ、出て行かない・・・。あなたを支配して・・・みんな、殺す。
ヒルダ:だめぇぇぇ!!
ズキズキズキ・・・。
トライハルト:どうなってる、なんでヒルダが苦しいの?
ゼロ:いけない、早く心に触れてトライハルト。このままほっといたら、精神が不安定になって。昔のレナになってしまう。
トライハルト:まずいことだ・・・、あやのちゃん、みさおちゃん、ヒルダを押さえてくれ。
みさお:へへ、今からやるつもりだぜ。西園寺、闇に負けるなよ。
あやの:おいトライハルト、ヒルダちゃんをこと・・頼んだぜ。
トライハルト:あぁ。(しぶいな・・・あやのちゃん。)
がしぃ!
闇ヒルダ:なに!?こいつ・・・。
ヒルダ:うああああああああ!!
みさお:西園寺!!さぁ!
あやの:行け!トライハルト!
トライハルト:ヒルダ、今助けるからな。
すぅ・・。
闇ヒルダ:くそ・・・トライハルト・・・心象世界に入ってたまるか!!
ドォォォン!
あやの:うぅ!!さぁ、早く!
みさお:源内!手伝って!
源内:わかっておる。
ガシィ!
闇ヒルダ:くっ、しつこいやろうだ・・・。
トライハルト:ヒルダァァァァ!!
カァァァァァァ!!
トライハルトはヒルダの心象世界に行った。ついたのが・・・過去の蛭田家である。
トライハルト:ここは・・・ヒルダの家か。おっ、いつの間に・・・究極心剣・・。
???:先輩・・・先輩・・・。
トライハルト:ん・・・ヒルダ・・・?どこだ?
ヒルダ:ここです、あなたの手に・・・。
トライハルト:究極心剣の声がヒルダなのか。
ヒルダ:先輩、闇の私をどうか・・・消してください。
トライハルト:わかった、家に入ろう。
ガタン!
うじゃうじゃ・・・。
ヒルダ:先輩、敵がいっぱいです・・・。
トライハルト:邪魔だな、行くぞ!
ズバァ!ズドドドド!!
トライハルト:ふぅ、道が空けた。まずはリビングだ。
リビングに行ったトライハルト、すると・・・。
トライハルト:!?
闇ヒルダ:よくここまで来たね、これがあなたの殺した両親よ。
トライハルト:こいつが悪のヒルダか。
ヒルダ:うぅ・・・。
闇ヒルダ:うふふ、苦しいのね。いいわ、トライハルト。ここで死んでもらうよ。
ゴゴゴゴゴゴ・・・。
トライハルト:闇の力・・・。
ジジジジジ・・・。
ブリガディオン:ふふ、私は闇鎧剣・ブリガディオン、ミストルティンとは違う。
トライハルト:くそ、まだ闇の心剣眠ってたのか・・・。
ヒルダ:心が痛いと思ったわ・・・。
トライハルト:ブリガディオン、いますぐ外に出してやる!メテオストーム!!
ブリガディオン:リフレクトアーマー!
キィィン!!
ブリガディオン:ハハハ!お返しだ!
ヒルダ:危ない!
ドォォン!ドォォォン!!
ブリガディオン:たいした事無いな、元皇帝。
スタァァ!
ブリガディオン:なに、後ろだと!?
トライハルト:貰った!覇王剛掌波!!
ドォォォォォン!!
ブリガディオン:ばかめ、跳ね返ってくるだけだ!
トライハルト:とことん、バカなやつだ。貫け!
ブリガディオン:なに!?
ズッドォォォォン!!
ブリガディオン:ぬああああああああああ!!こんなはずじゃぁぁぁぁぁ!!
しゅぅぅ・・。
トライハルト:覚えてな、覇王剛掌波はバリアなどぶっ壊してくれるとな。
ヒルダ:先輩、ありがとうございます。いつも助けれてばっかです。
トライハルト:何度も言ってる、ヒルダを守るのは俺だってな。
ヒルダ:先輩・・・。
トライハルト:泣いてるのか、ヒルダ。
ヒルダ:はい、なんで・・・両親を殺して・・・私・・・。
トライハルト:・・・俺だって、一樹を怪我されたことある。
ヒルダ:古泉先輩を・・・?
トライハルト:あぁ、白皇学院にいたころかな、マリアを悲しませ、オレが一樹を殴ったら・・・階段から落ちて、腕骨折させてしまった。1ヶ月間、お見舞いはしなかった・・・。
ヒルダ:先輩に辛いことが・・・。
トライハルト:ヒルダ、昔のことはもう忘れよう。今を進もう。
ヒルダ:・・・先輩・・。
カァァァァァ!!
ようやく、ヒルダの悪い心が消えた。
みさお:西園寺、やったね。
あやの:これで、狂気にならず住みましたねヒルダちゃん。
ヒルダ:はい、すっきりしましたです。
源内:おい西園寺、腕骨折した古泉・・・謝ったのか?
トライハルト:謝ったさ、親友の仲を壊すわけいかないし。
源内:・・・同じだな。
みさお:源内と西園寺ってどういう関係?
あやの:昔の白皇学院の友達ですよ。
ヒルダ:知らなかったです。
源内:ほら、客が来たからおしゃべりはここまでだ。
みさお:わかっただってば〜!
あやの:いらっしゃいませ〜。
かがみ:あれ?なんであんたがいるんだよ?
キリヤ:お、トライハルトとヒルダじゃないか。
トライハルト:キリヤ、それにかがみ。
ヒルダ:デートですか?
キリヤ:もちろん、デートだ。
みさお:柊、キリヤとうまくいってるね。
あやの:浮気しちゃだめですよ、キリヤくん。
キリヤ:しないよ。
かがみ:日下部、峰岸、コーヒー2つね。
あやの:はいです。
トライハルト:おっと、俺とヒルダは客だったな、オレンジジュースを頼む。
みさお:ぷっ、いい年こいてオレンジジュースだって!!
トライハルト:ほっとけ、久々に飲みたかったんだよ。
ヒルダ:オレンジジュースは小学のときによく飲みましたです。
源内:(ふっ、オレンジジュースか。古泉が怪我治った後、一緒にオレンジジュース飲んで笑ってたな。)
その頃、ガルディア城は・・・?
ズッドォォォォン!!
すみ:大変ですわキルレイン様、ESが逃げましたわ。
キルレイン:母さん・・・・なぜ裏切り者のもとに・・・。
ネロ:追うか?ESを。
キルレイン:ほっとけ、こっちだって新兵器がいる。
かなた:・・・・。
杉並:(人形みたい・・・動いてるのか・・?)
ガルディア城に逃げたES、ESはリーベリア地方に向かっていた。
ES:させない・・・ナナギに・・・、タツキ・・・今行くからね・・・。
ゴォォォォォ!!
33話へ続く。