34話 記憶X友情

突然、現れたやくざ組が来た。その名は学館組。パワーアップした兄貴と柏木がシーナの借金を返しに来た。1億5000万円のでかい大金を・・・。シーナはハルヒに何か言った。

シーナ:ハルヒさんはあたしの・・・・。

ハルヒ:あたしの・・・何?

シーナ:友達です。

ハルヒ:・・・・当たり前じゃない、ずーと友達だよシーナ。

キョン:ハルヒ、無理だ!相手は心剣もっているんだぞ。

ハルヒ:だからどうした、心剣に頼ってばっかじゃSOS団の団長失格だわ。

柏木:かっこつけんじゃねぇよ!ガキ!

キィィィィン!

ハルヒ:かっこつけてるのはあなたじゃない?

柏木:ふっ、なかなかのいい腕だな。やり合える!竜虎連牙斬!

ハルヒ:猪!鹿!蝶!!宝翼刃!!

キン!キン!キィィィィィン!!

柏木:やるじゃん、古刀にしちゃ・・・。

ハルヒ:ただの古刀と思わないことね。これは、錆びない古刀だから!八光斬!!

柏木:死ね!九頭竜弾!!

ハルヒ:!?

グチャァァ!

ハルヒ:あぅぅぅぅ!

シーナ:ハルヒさん!

キョン:ハルヒ!

兄貴:よそ見してる暇ないぞ!アームボンバー!!

どぉぉぉぉん!

キョン:うぉぉぉぉぉ!!

クレハ:キョンくん!

柏木:どうした?終わりか?

キョン:まだだ!

シーナ:やめて!もぅ・・・やめてよ!

柏木:やめてほしいか?だったら、1億5000万支払いな。

ハルヒ:シーナ、こんなやつに支払う必要ないよ。

兄貴:こんのくそがき・・・、俺が諦めると思ってるのか!?

柏木:お前の親が悪いんだ、闇金に貸したりするから関係のない人を巻き込むんだ。

ドクン・・・。

シーナ:はあはあ・・・。

やくざ:どこだぁぁ!どこに隠れやがった!?

兄貴:おのれ、椎名 花音め。捕まえて、体バラバラにしてやる。

シーナ:お父さん・・・お母さん・・・どこ・・・どこにいるの・・・・。

やくざ:いたぞ!逃がすか!

シーナ:いや・・・・怖い・・・誰か・・助けて!!

シーナはやくざに追いかけられる夢を見た。

シーナ:うぅ・・・・。

ハルヒ:無理して思い出すなよ!苦しむだけよ!

クレハ:やめてあげて、シーナさんは記憶喪失なのよ。無理を思い出したら、精神が不安定になる。

柏木:知ったことか、なら・・・思い出してやるよ。お前の親はな、お前の体を払って、遠くに逃げたんだよ!最低な親だな!うらむだろ?恨んでるんだろ!?

シーナ:だめぇ!やめてぇぇぇ!!

ゴゴゴゴゴゴ・・・。

キョン:ハルヒが・・・怒った。

ハルヒ:許せない、記憶喪失をいじめるなんて。あんたはそれでも・・・人間なの!?

ゴォォォォォォ!!

兄貴:あいつ・・・髪が赤くなった・・・。

柏木:こいつ・・・紅赤主(くれないせきしゅ)の1人か。

キョン:赤主・・・ってことはお前・・・秋葉さんの・・・。

ハルヒ:親戚ってとこかしら。

クレハ:シーナさんのために怒ったハルヒさん・・・始めてだわ。

柏木:ふっ、赤くなって強くなったと思うなよ!

ハルヒ:シーナ、借りるよ・・・。

シーナ:ハルヒ・・さん・・?

ハルヒ:行くよ・・・。それぇ!

ジャキィィィィン!

キョン:なぁ・・・それ・・・究極心剣じゃないか!?

ハルヒ:あれ・・究極心剣持てるようになった。まぁいいや、ヤクザども、遊びはそこまでにしようか!!

柏木:ふざけるなぁ!九頭竜弾!!

ハルヒ:2度も通用しないわよ!!涼宮流奥義・万鬼獄殺乱舞!!

ズババババババババ!!

ハルヒ:ゴミ虫が・・・、燃やし尽くす!

ドォォォォン!!

柏木:ぐあああああ!!

リディア:柏木!!

兄貴:よくも柏木を!!

キョン:俺を忘れるなよ、超・兄貴さんよ。

兄貴:地獄に送ってやる!

キョン:クレハ、行くよ。

クレハ:宇宙(そら)よ、邪悪な力を持つものに罰せよ、ハルマゲドン!!

ゴォォオォォォォォ!!

兄貴:なんじゃぁぁぁぁ!こんなはずじゃぁぁぁぁ!!

どっがぁぁぁぁぁぁぁぁん!!

シーナ:うぅ・・・爆風が・・・。

ゴツゥゥゥゥン!!

シーナ:あぅ!

バタン・・・。

石に当たって倒れたシーナ。

ピチャピチャ・・・。

シーナ:はぁはぁ・・・。

シーナはまた悪夢を見ていた。

やくざ:まてぇ!!椎名 花音!!

柏木:逃げ足が速いガキだ。

兄貴:5歳と思えんな・・・。

シーナ:はぁはぁ・・・・。

???:シーナ!!ここだよここ!

シーナ:え・・・。

柏木:右に行ったか、そこは行き止まりのはず。

兄貴:ふふ、餌にしてやる・・・。

柏木:もう逃げられないぞ!?

シーン。

柏木:いない・・・・。

兄貴:どうなってやがる、行き止まりなのに・・・。

柏木:二手に別れて探すぞ。兄貴。

兄貴:そうだな。行くぞ!!

カタカタ・・・。

シーナ:あ・・・ありがとう。

秋葉:まったく、ちっちゃい女の子を狙うなんて最低ですわ。学館組。

ハルヒ:シーナ、よかったね。

シーナ:ハルヒ・・・。

秋葉:シーナ、あなたのおばあさんの家に送るから。感謝しなさいよ。

シーナ:(いい人・・・。)

あたしはハルヒに助けられたこと忘れてたわ。ハルヒの横にいるのは・・・志希くんの親戚の秋葉さんだったわね。思い出したわ、ハルヒは・・・あたしの大切な親友・・・。

フワァァァァ!!

キョン:おい・・・シーナ・・・シーナ!!

クレハ:目を覚ましてください、シーナさん。

シーナ:ん・・・ここどこ?

キョン:おっ、元のシーナだ!?

シーナ:キョン、クレハさん・・・・それにハルヒ・・。

ハルヒ:シーナ・・・シィィィィィィナァァァァ!!

ガバァ!

ハルヒ:戻ったよ・・・元のシーナに戻ったよ・・えぐ・・・うああああん!!

シーナ:あはは、大泣きしてるハルヒは初めてだね。

ハルヒ:うぅ・・・笑うな!

柏木:うぅ・・・・記憶が戻ったのか・・・椎名 花音。

兄貴:くそ・・・組長にどう報告しろと・・・。

リディア:柏木をいじめないで、お願い・・・。

柏木:リディア、危ないぞ。

シーナ:・・・うふ。

ナデナデ・・・。

シーナ:見逃してやるわ。

柏木:敵に情けはいらん、殺すならさっさと殺せ。ただし・・リディアに手を出すな。

シーナ:殺さないよ、1億5000万ぐらい返してあげるよ。これ、通帳よ。

兄貴:椎名・・・お前・・・どうやって稼いだ?

シーナ:遺産よ、死んだお婆ちゃんの。・・・ごめんね・・・お婆ちゃん。

兄貴:・・・確かに受け取った。ほら、借用書だ。受け取れ。

ハルヒ:いいの?そんなことして。

シーナ:いいの、天国に行ったお婆ちゃんが許してくれるわ。

キョン:シーナ。

兄貴:また借りて来いよ。ふふ。

シーナ:1円たりとも借りる物か!べー。

兄貴:ふん、ガキ・・・。柏木!!

柏木:なんでしょう?兄貴。

兄貴:あいつらと行ってやれ。

柏木:お、俺は兄貴と・・・。

兄貴:命令だ、キルレインという悪の親玉が倒すまで、戻ってくるな。

柏木:・・・わかりました。

兄貴:それとリディア、柏木を守ってあげなさい。

リディア:おじちゃん・・・。

兄貴:俺はエルデに戻る。

柏木:おっと、5000万貯金してな。しなかったら・・・ふふ・・。

兄貴:貯金しとくよ。安心しろ。

キョン:また仲間が増えたな。

ハルヒ:柏木といったわね、裏切ったりはしないでね。

柏木:しないさ。世界が壊れたら、5000万貯金する意味がなくなるからな。

シーナ:たしかにそうかもね。

ハルヒ:このちっちゃいの戦う力持ってるの?

リディア:ちっちゃうの言うな!リディアだって戦う力あるもん!

柏木:リディアを甘く見るなよ、この子は召喚ができる少女だ。

クレハ:召喚・・・サモンマスターですね。

柏木:そういうことになるな。まぁ、よろしくな。

シーナ:うん、よろしく。

キョン:さて、戻るか。もう朝になったし。

柏木:長い夜の戦いだったな。

心剣士・柏木と召喚少女・リディアが仲間になった。

カナカナカナ・・・。

ソウマ:ハルヒ〜、シーナ〜!!

こなた:キョン〜、クレハ〜!!どこ〜?

キリヤ:キルレインと会わなきゃいいけど・・・。

ゆたか:キョンくんとハルヒちゃんがいるから大丈夫だよ。

シーナ:おぉぉぉい!!キリヤぁぁぁぁ!!

ソウマ:その声はシーナだ。

キリヤ:記憶戻ったか。

こなた:記憶戻らないシーナかわいかったのに・・・。

ゆたか:お姉ちゃん、落ち込むとこ違うよ。

シーナ:新しい仲間増えたよ〜。

柏木:おっす、俺は学館組の柏木だ。キルレイン倒したら報酬くれよ。ふふ。

リディア:あたしはリディアだよ。

ソウマ:ゆたか、よかったじゃない。友達できたぞ。

ゆたか:私は小学生じゃありません!!

キョンの妹:あっ、おかえりキョンくん!

キョン:ただいま、心配したか?

キョンの妹:心配したよ〜。いなくならないでね。

キョン:ごめんな。

リディア:キョンの妹かな?

キョン:そういうことになるな、リディア。

キョンの妹:リディアちゃんっていうのね、お友達になろうよ〜。

リディア:うん、遊ぼう〜。

柏木:まったく・・・。

ソウマ:こなたとゆたかもあいつらと遊んで来いよ。

こなた:言われなくても遊ぶよ。

ゆたか:ソウマくん、ひどいよ。子ども扱いして。

キリヤ:ソウマ、女の子を怒らせたら怖いぞ。

ソウマ:わりぃな。

ハヤテ:うーん、おはようございますって!?とても親切な人達がなんでここに・・・?

柏木:おや、借金執事の綾崎じゃないか。相変わらずガキンチョの世話してるのか?

ハヤテ:もちろんです、お嬢様の恩返ししてます。

柏木:恩返しか・・・。

シーナ:ちょっと、ハルヒ。

ハルヒ:何?シーナ。

シーナ:ちょっと来て。

ハルヒ:うん・・・。

天水の塔に入ったハルヒとシーナ。

ハルヒ:どうしたの?あたしになんか用?

シーナ:言いたかったの、ありがとう。友達になってくれて。

ハルヒ:うん、一生友達にいようね。シーナ。

シーナ:だね。

ちゅ。

ハルヒ:ん・・・、ちょっとシーナ!

シーナ:ハルヒ・・・・好き・・・。

ハルヒ:ん・・・んん・・・。

シーナ:ふぅ、友達の誓いのキスよ。うふふ。

ハルヒ:うえぇ・・・、女同士でキスされてもうれしくないな。

シーナ;こらぁ!!吐くな!!

ハルヒ:まったく、心配して損したよ。レズ女に・・・。

シーナ:なぁ!!レズ女って言ったな!!

ハルヒ:いきなりキスするなんて不潔!

シーナ:ムキィィィィィ!!

ハルヒ:アハハハハハ!!

シーナ:ハルヒ・・、うふ・・・アハハハハハハ!!

キリヤ:ケンカするほど仲がいいか・・・。

キョン:似てるな、性格が。

柏木:こいつの心調べたいぐらいだな。

キョン:やめとけ、シーナの心象世界をみても、面白くないぞ。

柏木:ふっ、そうか。そーとしといてやるか。

キリヤ:考えが読めん人だね。

キョン:謎が多いな。柏木。

カサ・・・カサ・・・。

柏木:後つけても何もないぞ、フルデリカ。

梨花:教えてくれないかな?リディアって子。

柏木:・・・召喚師の町にいた女の子だ。今は崩壊されて、死んだお母さんをみて泣いてた。

梨花:召喚師の町・・・ミストねぇ。

柏木:ミストの町が崩壊されたのはたぶん、ガルディアという国の仕業だって言ってたな。

梨花:キルレインが・・・・何をたくらんでいるんだあいつ・・・。

柏木:リディアに特別な力があるんじゃない?

梨花:そうだとしたら、リディアを死守しなければならなくなるね。

柏木:そうなるな、リディアは俺の・・・・大事な友達だからな。

梨花:友達ね・・・。

柏木:それと、こそこそとフルデリカの背後気になるな。

梨花:お前・・・見えるのか?羽入を。

羽入:あぅあぅ・・・。

柏木:ふっ、オヤシロ様がいたとはな。俺以外の見える奴いるか?

羽入:志希とソウマとハヤテとこなた等の魔力が高い人ぐらいです。

柏木:魔力か・・・。

梨花:柏木、シーナを狙うのやめたか?

柏木:借金返済したから、狙わないさ。闇金はしつこいからな。勇気があるなら、お金借りて来いよ。フフ・・・。

梨花:・・・・闇金に借りるほど、僕は落ちぶれてないぞ。

羽入:あぅ・・・目つき怖いのです。

カサカサ・・・。

柏木:エンディアスって自動販売機ないんだったな。コーヒー飲んで落ち着きたいけどな・・・。

カサ。

クララクラン:コーヒーのみたいですね?

柏木:お姫様は木登りか?飲みたいぐらいだな。

クララクラン:そうですか、わたくしがコーヒーを入れてまいります。

柏木:おっと、やっぱいいわ。時間かかりそうだし。

カチィ。

ボォ!

柏木:フゥゥゥゥ。

クララクラン:柏木殿、それはなんですか?

柏木:これか、たばこだ。これを吸うと落ち着くぞ。

クララクラン:面白そうです。

柏木:まぁ、吸いすぎると寿命が縮まるけどな。俺の寿命が縮まってもいいけどな。やくざなんて将来の夢に入らないしな。

クララクラン:だめですよ、寿命を縮ませちゃ。長生きすればいいことだって起きます。

柏木:いいことか。

スタァ。

クララクラン:やくざってなんでしょうね?エルデ行って、やくざやくざって・・・。

柏木:やくざっていうのは、人を脅して、金を奪う悪党ってとこかな。善人なやくざもいるけどな。やくざっていうのは一般人に手を出したらだめだからな。組の傷をつけられたら命がないからな。

クララクラン:恐ろしい職ですね。柏木はすごいですわ。

柏木:すごくないさ・・・。シーナを嫌な思いさせたからな・・・。

クララクラン:たしかに・・・、謝ったんですか?

柏木:謝った、兄貴もな。

クララクラン:そう・・・よかったです。

シーナは借金した1億5000万、学館組に返し、柏木とリディアが仲間になった。そのころ、森で暴れている奈落は?

やくざ:ひぃぃ・・・銃効かねぇ・・・。

奈落:うぉぉぉぉぉ!

やくざ:うああああああ!!

ビヂャァァ!

魅音:奈落、本当に大バカだよ。

カサァ。

礼名:困ってるのか?魅音。

魅音:闇レナ・・・いや、礼名。困ってるよ。

礼名:そっか。

梨音:父ちゃん、あたしも参加するよ。

礼名:梨音、お前はあいつらのとこへ行け。

梨音:できないよ、母ちゃんと父ちゃんを置いていくの・・・。

魅音:あたしは死なないよ、剣技は礼名に教えてもらったからな。

礼名:感謝しろよ、魅音。

魅音:レナと同じ顔の癖にえらそうだな。

礼名:梨音、早く行け!

梨音:う・・・うん・・・。

カサカサ・・。

礼名:奈落よ、ここで眠ってもらうぞ。

魅音:行くよ!礼名!

奈落:ウアアアアアアアアアアア!!

園崎家族の戦いが始まっていた。

梨音:源内・・・・礼菜・・・・圭ちゃん・・・。

35話に続く。