20話 勝平Xみさき

ボクは柊 勝平、19歳で仕事探しの旅を続けている。女の子とよく間違われる。家はまったくないけど、いつもベンチで寝ている。速く仕事して、豪華な家に住みたい。大阪って都会だから仕事がいっぱいあるだろうな・・・。

ギュルルルゥ・・・。

勝平:はぁ、お腹が空いたな・・・1ヶ月間、何も食っていないし・・・。住み込みの仕事ないかな・・・?

ゴゴゴゴゴゴ・・・・。

マユラ:ジャドウ!!きさまぁぁぁ!!アイシクルヴァニッシャー!!

ジャドウ:うわぁぁ!ここで凍るぐらいなら!うらぁ!

勝平:う・・うわああああああああ!!

ゴォォォォォォ!!カチィィィン。

マユラ:こらぁ!関係ない人を盾にするな!

ジャドウ:わりぃ!許せ!

バサバサ・・・。

マユラ:くそ・・・逃げられた。まぁいい・・・・次見つけたら、出られない様に凍らせてやる!

勝平:な・・・なんでこうなるの・・・・。

そして、昼。

勝平:さぶぅ・・・・大阪に悪魔と雪女いるなんて・・・。そんなことはどうでもいい!今は仕事のことで考えなくちゃ。どっか仕事ないかな・・・?

めしあ:あぁぁ!!

勝平:どうしたの?

めしあ:めしあが作った泥団子、潰した!

勝平:え・・・・あぁぁぁ!ごめん、こんなとこに置いてたなんて。

みずか:うぅぅ・・・うえええええええん!!れなすおにいちゃんのためにつくったどろだんごがぁぁぁ!!

勝平:な・・・泣き止んで・・・お兄ちゃんがジュース買ってあげるから。

みずか:ぐすん・・・ほんとうに?

勝平:120円しかないけど・・・・。これで許してくれる?

めしあ:うん、許してあげる!みずかちゃん、ジュース飲もう。

みずか:おれんじじゅーすがいい〜。

勝平:(かわいいな・・・・。耳とんがってるけど・・・・あれって・・・エルフだよね?)

ゼクティ:うふ、ごめんなさいね。ジュース代払いますので。

勝平:(あの子のお母さんか。美人だな。)いえ、受け取れません。

ゼクティ:よく見ると、女の子っぽくてかわいいです。

勝平:あはは、よく言われるんですよ。女の子みたいって。

ギュルルルゥ。

勝平:すみません、1ヶ月間、何も食ってなくて・・・恥かしいですね。

ゼクティ:私の家で食べに来ませんか?

勝平:では、喜んで!

勝平はレナスの家でご飯を食べた。

勝平:あぁー食った食った。ゼクティさんの手作り料理、とてもおいしかったです!

ゼクティ:よかったです。勝平くんはお仕事探ししてるんでしょ?ここで泊まってもいいですよ。

勝平:とんでもないです!居候するわけには・・・。

ゼクティ:遠慮はいらないの、ありーしゃは賛成かな?

ありーしゃ:賛成。

めしあ:勝平お兄ちゃんと一緒にいたい。

勝平:お・・・お世話になっちゃおうかな。

ゼクティ:勝平くん、よろしくお願いね。

勝平:(ゼクティさんを見ると、断わりにくいです。)

めしあ:遅いな、レナスお兄ちゃん。

勝平:お兄さん、いるんですか?

ゼクティ:えぇ、少しやんちゃなとこありますけど、いじめたりはしないわ。

ありーしゃ:レナス とっても 優しい。

勝平:(どんな人かな?)

勝平は風呂に入っていた。

勝平:ふぅ、極楽極楽・・・。人の家でお世話になるって初めて・・・。いっぱい仕事して、めしあちゃんのほしい物、プレゼントしなくちゃ。

レナス:さぁてと、風呂入ろうかな。

勝平:え・・・えぇ・・。

ガララララ。

レナス、勝平:あっ・・・。

勝平は固まっていた。

レナス:お・・おおお・・・・女ぁぁぁぁぁ!!!?

勝平:ちょっと・・・ボクは女じゃ・・・・。

レナス:え・・・あ・・・・あれついてる・・・・。お前、男だったのか!?

勝平:さっきから言ってるじゃない!!

レナス:ごめんな、後で風呂入るわ。

勝平:ボクはちょうど、あがるとこです。

レナス:そっか、名前忘れてたな。俺はレナス。

勝平:ボクは柊 勝平。

レナス:柊・・・、みさきの親戚か?

勝平:みさき?

レナス:いや、俺の友達に柊っていたからつい。

勝平:柊っていう名字はいっぱい居そうだからね。

レナス:そうだな。なんで家にいる?

勝平:ゼクティさんに会って、ご飯食べさせてくれたの。

レナス:母さんは優しすぎるからな。

勝平:いいお母さんだね、レナスくん。

レナス:まぁな。

勝平:お父さんは?

レナス:仕事だよ。

勝平:仕事って何の仕事かな?

レナス:傭兵って奴かな。

勝平:傭兵・・・・なんだかかっこいいね。

レナス:帰ってくるのいつも遅いからな、親父は。

勝平:ふーん。

レナス:んで、勝平は何をしてるんだ?

勝平:仕事探し。仕事見つけて、家買わなくちゃ。

レナス:仕事探しか。頑張れよ。

勝平:うん。んじゃ、ボクあがるね。

ガラララ。ピシャ。

レナス:(・・・まるで、ハヤテ師匠に似てるな。勝平。)

勝平はレナスの部屋へ行った。

勝平:ここがレナスくんの部屋か・・・。いじるのは悪いことだ。おっ、ゲームがいっぱい・・・・。

勝平はアルバムを見つけた。

勝平:これって、レナスくんのアルバムだったよね。

アルバムを見た。

勝平:これ・・・レナスくんのお父さんかな・・・。かっこいい・・・・。

パラ・・・。

勝平:ん・・・この2人・・・誰かな?

ありーしゃ:ハヤテ シオン だよ。

勝平:お父さんのお友達かな?

ありーしゃ:うん この2人 邪心王 やっつけた 光の英雄。

勝平:英雄か・・・。

ありーしゃ:勝平 いつか あの2人 みたいに 英雄 なれるよ。

勝平:できないよ、ボクはタダの人間だし。力がまったく・・・・。

ありーしゃ:うんうん 勝平 とても 強い子。私 信じる。

勝平:ありーしゃちゃん・・・・。

ガチャ。

レナス:勝平、アルバム見てるのか?

勝平:うん、ありーしゃちゃんと。

レナス:これは、親父の思い出アルバムだ。20年前だけどな。

勝平:20年前のゼクティさん・・・・あるかな?

レナス:あるよ。ほら。

勝平:変わらないぐらい綺麗です。でも、横にいる人は?

レナス:これは、父さんの妹のレイアおばさん。花屋のバイトをやっている。

ありーしゃ:ゼクティ アストライアの王女・セレスティア 生まれ変わりなの。

勝平:っということは・・・ロボット?

レナス:そうなるな、今はロボットじゃないけどな。

勝平:ん・・・この人・・・どっかで・・・。

レナス:知ってるのか?かがみおばさん。

勝平:ボクが子供の頃、化け物に襲われて、助けてくれた人・・・。

レナス:やるねぇ。

勝平:ボク・・あの人に会って・・・お礼がしたいです。

レナス:あいつの家なら、知ってるぞ。明日、行くか?

勝平:はい。

翌日、みさきの家に行った。

レナス:ここだよ。

ヒロ:みさきさんの家って豪邸・・・。

のなた:みさきのお母さんは柊コーポレーションの社長だからね。

レナス:んじゃ、押すか。

ピンポーン。

キリヤ:はい。

レナス:おっ、キリヤ師匠だ。

キリヤ:レナス、久しぶり。みさきに用か?

レナス:いや、かがみさんに用がある。

キリヤ:かがみなら、まだ仕事中だ。帰ってくるの遅いけど。

レナス:そっか、残念だな。

キリヤ:なぁ、俺ん家入っていけよ。

のなた:そうさせてもらーう!

レナス:しょうがない奴だな。

がちゃ。

勝平:うわ、勝手に開いた!?

のなた:当たり前じゃん、自動ドアだから。

ヒロ:勝平は勉強不足ですか?

勝平:親はいないし、誰も教えてくれたことない。

ヒロ:大変だね。

レナス:んじゃ、入るか。

家に入った。

キリヤ:いっぱいいるな。

勝平:柊 勝平です。レナスくんの・・・お友達です。

キリヤ:俺は柊 塊斗。みんなはキリヤって呼んでいる。

勝平:んじゃ、ボクもキリヤさんって呼ぼうかな。

キリヤ:いいよ。

みさき:誰々?お客・・・・。

のなた:おっす、みさきん。

みさき:珍しいね、レナスくんとヒロさんが私の家に来て・・・。

レナス:かがみさんに会いたいだけさ。

みさき:ふーん、そ・・・そっちの人は・・・?

勝平:勝平です。かがみさんに似ていますね。

のなた:ツンデレで髪型が杏だからね。

みさき:どつくわよ?

勝平:うん、よく見るとかわいいね。

みさき:か・・・かわいいだなんて・・・無理して言ってるの?

勝平:うんうん、本当にかわいいね。

みさき:もぅ・・・・。

のなた:出た、ツンデレモード。

みさき:余計なこと言わなくていい。さぁ、あがって。

みさきの部屋へ行った。

のなた:みさきの部屋って、ゲームが少ないから暇だよね〜。

みさき:あんたみたいな呑気でゲームばっか買ってる訳じゃないわよ。大学のことで頭がいっぱいなのよ。

ヒロ:みさきさんって大学目指してるんだ。

のなた:まだ2年なのにな。

みさき:勉強しないとダブるわよ。

レナス:まっ、俺は頭いいから3年に上がる自身はある!

のなた:でも、出席日数がやばいっと。

レナス:そうだった、点数とっても、出席日数が低かったら意味ない・・・・。

ヒロ:・・・別にダブってもいいですけどね。学校は楽しいですし。

レナス:寛げるし。

勝平:いいな、学校・・・・。ボクは1回も学校行ったことないの。

レナス:悲しい奴だ、でも・・・お前、19歳だから無理があるな。

勝平:そっか・・・。

みさき:あの・・・勝平くん。

勝平:ん?

みさき:あの・・その・・・・。

のなた:かっぺーくん、私とデートしなさいよ!って言いたいでしょ?

みさき:ち・・違うわよ!言いたいのは、勉強教えてあげるって言ってるの。

勝平:みさきちゃん、教えてください!

みさき:みさきでいいわよ・・・。

のなた:2人っきりのほうがいいね。んじゃ、ルキヤの部屋に行こうかな。

レナス:ヒューヒュー。

ヒロ:邪魔しちゃ、だめですからね。

みさき:あぁ・・・ちょっと!

ガタン。

勝平:2人っきりになっちゃったね。

みさき:うん・・・・。勉強するわよ。

勝平:はい、みさき先生。

ルキヤの部屋は?

ルキヤ:ゲーム好きだな、のなた。

レナス:いつもゲーセン行くからな。

のなた:多いんだよな、同人格ゲーがアーケード化するの。

ヒロ:雑誌でみるとそうね。

のなた:最初は盛り上がるけど、最終的に盛り下がって、なくなるんだよね。

ルキヤ:たしかにその通りだな。

のなた:同人ゲーがアーケード化するなら、ひ○らしデイブレイクだねぇ〜。

レナス:あれなら、大繁盛だな。オタゲーマーだけ。

ぴんぽーん。

のなた:誰かな〜?

窓を覗くと・・・。

のなた:つかさせんせーだ。

ヒロ:かがみさんの妹でしたね。

レナス:リボンを変えると、あの子、杏の妹に似てない?

ポン。

のなた:ほうほう、確かに似てるね。

ガチャン。

みさき:つかさせんせー。こんにちは。

つかさ:みて、みさちゃん。私ね、妊娠したの。

みさき:早いね。

つかさ:そなたくん、喜んでた。

みさき:こなたおばさんに似た男の人ね。

キリヤ:おっ、つかさ。お腹大きくなったな。食いすぎたか?

つかさ:キリヤくん、ひどい!妊娠だよ!

キリヤ:妊娠か、おめでとうな。

つかさ:ありがとう。

勝平:みさき、お客さん?

みさき:そうよ、この人はつかさ、叔母よ。

勝平:僕は勝平です。

つかさ:みさちゃんの恋人さんかな?

みさき:違うわよ、その・・・お友達だよ。

つかさ:うふ、照れてるとこがお姉ちゃん似だね。

キリヤ:たしかにね。はは。

みさき:わ、笑わないでよ〜。

勝平:みさきと勉強してたんですよ。

つかさ:みさちゃん、頭がいいからね。よし、私はせんせーだからいっぱい教えてあげる。

みさき:つかさせんせーに頼っちゃおうかな。

勝平:よろしくお願いします。

キリヤ:(お似合いだぜ。勝平、みさき。)

トコ・・トコ。

のなた:やっほー、つかさせんせー。

レナス:始めまして、俺は蛭田 零奈須。みさきの友達さ。

ヒロ:聞いたことはありますけど、顔見るの初めてです。私は北条 火露です。

つかさ:蛭田・・・・あぁ、蓮弥くんの息子さんですね。とってもかっこいいです。

レナス:そんなことないよ、俺はアイズより下だぞ。

つかさ:うんうん、レナスくんです。女の子が危なくなるとほっとけない気持ちですね。

レナス:まぁな。

ヒロ:レナスはいつもサボってるの。

レナス:人のこといえんだろ。

つかさ:うふ、サボっちゃだめですよ。

みさき:つかさせんせー、はやく〜。

つかさ:ごめんね。話が盛り上がっちゃった。

勝平:レナスくん、勉強してくるね。

レナス:んじゃ、俺らはそろそろ帰るか。

ヒロ:勝平、みさきさんと仲良くね。

のなた:みさきんは傷つきやすいから余計なこと言っちゃだめだぞ。

勝平:うん。

みさき:勝平くん!

勝平:あ・・・んじゃ。

そして、夜。

みさき:勝平くん、すごく楽しかった。また、勉強しましょう。

勝平:うん、また来るよ。

かがみ:ただいま、みさき。

みさき:おかえり、お母さん。

勝平:あ・・・あなたは・・・かがみさん?

かがみ:そうですけど、誰?

勝平:お・・・覚えてないですか?僕が化け物に襲われて、かがみさんが助けてくれたのを・・。

かがみ:・・・・・思い出したわ。あなた、勝平くんだね。大きくなったね。

勝平:助けてくれたお礼はまだなんです・・・。

かがみ:お礼だなんて・・・いらないよ。

勝平:受け取ってください。

かがみ:こ・・・これは・・・?

勝平:死んだお母さんの大事なお守りです。

かがみ:・・・受け取れない、勝平くんがもつ・・・。

勝平:うんうん、かがみさんが持つべきです。

かがみ:・・・・ごめんね。大事な形見・・・受け取るわ。

みさき:よかったね、お母さん。

勝平:みさき、かがみさん、またね。

みさき:お仕事見つかるといいね。

スタタタ。

かがみ:勝平くん、変わらないね。

みさき:お母さん、お腹減ったから、作って。

かがみ:もぅ、焦らないの。

勝平が帰る途中・・・・。

パラパラ・・・。

勝平:バイトバイト・・・・。

不良A:おい、金出せよ!

不良C:いいだろ?金〜金〜!!

ヌワンギ:言うこときけねぇのか!?クソアマ!

椋:あわわ・・・・かつあげは・・・いけません・・・。

ヌワンギ:あぁ!?聞こえない!?

椋:あぅぅ・・・。

勝平:お・・・女の子が危ない!こ・・・。

杏:椋をいじめるな!!瞬楓脚!!

バキィィ!

ヌワンギ:ぐへぇぇ!!

不良A:ぼ、ボス!!?

椋:お・・・・お姉ちゃん。

バキボキバキボキ。

杏:あんたたち・・・本当に死んで欲しい?

ヌワンギ:くっ、お前ら!やっちまえ!

不良A:このやろ!

バキィ!

不良B:てめぇ!

バキィ!

不良C:なめんじゃねぇ!

バキバキバキ!

どさどさどさ!

杏:はい、一丁あがり。

ヌワンギ:ぐは、3人まとめて袋にされた!?

杏:あとは親玉だね。陽平みたいに死んでみる?

椋:お姉ちゃん、目が怖いです・・・。

ヌワンギ:あわわ・・・・世界・・世界!!

ズタタタタタタタ!バキィ!

世界:うるさい、雑魚。

ヌワンギ:な・・・なんで殴られるんかな・・・ぐふ。

杏:ブルガリア帝国だったのね。

椋:お姉ちゃん、それをいうならブリタニア帝国です。

ザワザワ。

一般人A:おいおい、みろよ。女の子同士のケンカだぞ。

勝平:大阪ってケンカが多い都市だったね・・・。

杏:あんた、強そうな目してるじゃん。ノックアウトされたい?

世界:燃やされたいのは、この国かな?

ゴォォォォォ!

椋:うぅ・・・お姉ちゃん・・・大丈夫?

杏:大丈夫に決まってるでしょ。あんな女に負けられないわよ。

世界:あんな女?自信があるね。だったらここで死ね。ガイアノヴァ!

ドォォォォン!

世界:あはははははは!あたしは誰だと思っている!?爆炎の申し子だぞ!!

杏:そんなの誰が決めたの?

世界:え・・?

杏:爆裂連脚!!

世界:このぉ!ブレイズコンボ!!

バキバキバキバキバキ!!

杏:うらぁ!

世界:死ねぇぇ!

バキィ!

一般人A:すげぇ・・・クロスカウンター。

一般人B:どっちが勝つかな?

杏:ハァハァ・・・・、しぶといわね。

世界:流石・・・鬼丸流・・・・だな。

勝平:(すげぇ・・・、顔はみさきに似てるけど、けんか強い女の子、初めてだよ!)

はずむ:なぁにやってるんだよ、世界。

世界:ふん、お前なんか頼らなくても藤林 杏ぐらい・・・・。

杏:あ・・・あずむ!

椋:お姉ちゃん、あれは速水くんのお兄さんですよ。

杏:お兄さんだったの!?顔が似てるから・・・・。

はずむ:世界、借りるぜ。

シャキィィィィィン!!ガシャァァァン!

椋:あわわ・・・・心剣が・・・大砲に。

はずむ:剣邪・アクエリオン、魔砲剣・ガラディンの親戚に中る心剣さ。

勝平:(どうしよう、こんなの撃たれたら、みんなが危ない。)

杏:そんなでっかいの、粉々にしてやるわ!覇光掌!!

はずむ:砕け、スピリットキャノン!!

ドォォォン!

杏:えぇぇ・・・。

ドォォォォォン!!

キャァァァァァ!!

はずむ:勝負があったな、藤林 杏。

杏:うぅ・・・・あたしの力じゃ・・・・砕けない・・・・。

勝平:(あの子を・・・助けなきゃ!)

はずむ:死ね、カタストロフィーカノン!

ズッドォォォォォン!!

勝平:うぉぉぉぉぉ!!

カァァァァァ!

椋:あ・・・・心剣が・・・・。

ガシィ!

勝平:間に合ってくれ!!ブレイブ・ハート!!

ゴォォォォォォォ!!

ドォォォォォォォォォン!!

勝平:はあはあ・・・・・。

はずむ:・・・・心剣士・・・いたのか・・・。

杏:あ・・・あんたは・・・?

勝平:ボクは柊 勝平。通りすがりの心剣士さ。

椋:(心剣・・・・抜かれるの、初めて。)

世界:これが・・・・天狐剣・フォクシー。

杏:椋、すごく燃えてるけど、かっこいいよ!

椋:お・・・お姉ちゃん・・・。

美輝:うらぁぁぁぁ!鬼丸流葬兵術!!蒼天隼蹴り!!

バキィィィ!ビシビシビシ・・・バリィィィン!!

はずむ:な・・・砕けた・・・。

ズキィ!

世界;あぁぁぁぅ・・・・!心が・・・痛い・・・。

はずむ:世界!

美輝:おーおー、ケンカか?よしてくれよ。

杏:あっ、ししょー。出前どうしたの?

美輝:んなもん、どうでもいいんだよ。血の気が騒ぐし。ぶっ殺すか!!

勝平:あの・・・この人は・・?

椋:鬼丸飯店の看板娘の鬼丸 美輝さんです。お姉ちゃんのお師匠さんです。

勝平:鬼丸飯店・・・・バイト募集してたな。

美輝:ん、おいガキ。今なんて言った?

勝平:鬼丸飯店、バイト募集してたから・・・。

美輝:そうかそうか、今から面接しようか?

勝平:まだ・・・決めてないですけど。

杏:勝平くんだったね、椋の心剣抜いたから恋人にしない?

勝平:恋人って・・・・ボク・・・。

はずむ:完全に無視されてるな。世界、一旦退くか。

世界:・・・退くしかないか。

美輝:はっきりしないな、やるかやらんかどっちだ!?

杏:男だったら、「はい」って答えなさいよ!

勝平:(どうしよう、このままじゃ退けないよ。)

バキィ!

鬼丸母:このバカ娘!!一般人に手を出すなと言ってるだろうが!

杏:クリーンヒットだね、おばちゃん。

鬼丸母:杏ちゃん、椋ちゃん、こんばんわ。

勝平:あの・・・ボク・・・これで・・・・。

ガシィ。

美輝:この子、ここのアルバイトするって言ってたよ。

勝平:いえ、ぼぼぼ・・・ボクは・・・。

鬼丸母:そうかい、別にいいよ。一手不足だし。

勝平:め・・・面接は?

鬼丸母:んなもん、しないよ。

勝平:ぼ、ボク、頑張ってみようかな。

杏:ほら椋、勝平くんに何か言いなさい。

ドン。

椋:あ・・・。

勝平:あ・・・。

椋:あ・・・あの・・・、お姉ちゃんを助けてくれてありがとうございます。

勝平:どうも。ボクは女の子が危ない目にあうのほっとけないから。

椋:あの・・勝平くん・・・・私を守ってくださいね。

勝平:・・・うん。

美輝:っというわけで、勝平、修行だ!来い!!

勝平:え・・・えぇぇぇぇぇ!!

杏:椋、あの人にしなさいよ。似合うわよ!

椋:う・・・うん・・・。

そして・・・・。

レナス:おい・・・勝平。どうしたんだ?ボロボロだぞ。

勝平:や・・・やっぱり、あの人にはついていけない・・・・。

レナス:(あの人って誰だよ。)せっかくだから、寝転んどけ。

勝平:そ・・・そうする・・・。

ゼクティ:お仕事決まりました?

勝平:はい、鬼丸飯店で働くことにします。

レナス:あそこか・・・、オレが中学のときかな。中に入ったら、いきなり殴りかかってきた。客なのに・・・。今は行こうと思えん。

ゼクティ:あの人はすごく乱暴ですけど、優しいとこもありますよ。レナス。

勝平:(そうなのかな・・・?)

レナス:まぁ、よかったんじゃない?変な店だけど。

勝平:・・・耐えてやるさ!いっぱい働いて、家買って、そして・・・みさきと告白する!!

レナス:頑張れよ。応援してあげるからさ。

勝平はアルバイトが決まり、そして、みさきにほれてしまった。勝平の人生はこれから始まる。

21話に続く。