特別編 氷霊王バスズ(前編)

2200年12月20日、古手神社で元旦パーティーをやると梨花は言った。この物語の主人公は相沢 祐一。風見学園2年B組であった。祐一は興味津々に元旦パーティ−に参加していた。相沢 祐一の運命がこれから始まる・・・。

キーンコーンカーンコーン・・・。

祐一:名雪は部活だったな、俺はどっか寄り道するか。

北川:おーい相沢、めっちゃかわいい子に誘われちゃったよ。しかも、カラオケ。来るか?

祐一:誘われたって何組の子だ?

北川:2−Aの子じゃないかな?小学生みたいな女の子だけど。

祐一:お前、彼女できないからって、小さな女の子に手を出したな。

北川:ちっがぁぁぁう!俺はロリコンじゃない!!

祐一:2−Aの小学生みたいな女子って・・・三千院 ナギじゃないかな?

北川:よく知ってるな。

祐一:ベンツで登校してくるからな。

北川:それで、来るの?

祐一:しょうがない、行こうか。

とりあえず、2−Aに行った祐一と北川。

北川:おっす、1人誘ってきたぞ。

ハヤテ:ん、キョンさんに似てますね。

キョン、祐一:あぁぁ!なんで俺がいるんだよ!?

ナギ:似すぎてわからん・・・。

カリス:こっちがキョンだよ。

祐一:え!?

キョン:カリスく〜ん、一発殴ってもいい?

カリス:ごめんよキョン、冗談だよ。

祐一:自己紹介するよ、俺は相沢 祐一。2−Bのクラスメートだ。

ハルヒ:ここにいたかバカキョン!!

祐一:ちょwwwwwいきなり飛び蹴りかよぉぉぉ!

バキィ!

北川:す、涼宮・・・そいつキョンじゃないぞ。

キョン:(間違えるか・・・普通。)

ハルヒ:そんなのわかってるわよ!キョン!!

祐一:わかってるなら、最初から蹴ってくるな!!

ハルヒ:誰?こいつ。

キョン:相沢 祐一、2−Bのクラスメートだ。

ハルヒ:へぇ、よくみるとキョンに似てるね。

キョン:俺のこと呼んだか?ハルヒ。

ハルヒ:なんで、あたしを誘わないの?説明しなさい!!

キョン:お前が誘ったら、シーナとケンカするだろ?

ナギ:っていうか、人数埋まってるし。ごめんなハルヒ。

ハルヒ:そ、そんなぁ〜!カラオケいきた〜いいきた〜い!!

祐一:(真琴みたいな性格だなこいつ。)

北川:キョン、シーナって誰かな?かわいい子?

キョン:聖ルミナス学園のハルヒと思え。

北川:想像したくねぇ・・。

礼菜:キョンくん、失礼だよ。たしかにハルヒちゃんとシーナちゃん・・・似てるけど。シーナちゃんは平気で飛び蹴りしないよ。

圭太:パソコン研究会のパソコン、平気で奪取してるし。シーナはそんなことしないよ。

ハルヒ:あたしは嫌なキャラにするなぁぁ!!

キョン:だったら、最初からするな!

北川:あのぉ・・・シーナっていう子だけ?

ナギ:いや、ソウマとキリヤとクレハも来るよ。あと2−Cのこなたとかがみとつかさもね。

祐一:2−Cの子達も来るのか。

北川:多い人数だな、まぁいいか!

ハヤテ:んで、カラオケの場所はお嬢様の家でしたね。

ナギ:当たり前じゃないか、小さいカラオケじゃ入りきらないよ。

祐一:俺も思った。ナギの家は広いのか?

ナギ:広いぞ、体育館以上にな。

北川:なんか、かくれんぼしたら迷いそうだな・・。

キョン:(始めての時は、トイレに行くとき迷ったな。)

祐一:(あゆだったら、喜ぶだろうな。真琴は人見知りだから緊張するだろうな。)カラオケ大会はいつだ?

ナギ:明日の放課後だぞ、歌の練習しとけよ。音痴はお断りだぞ。

圭太:ちぇ、練習しないとな。

礼菜:にーたん、ナギちゃんの話、間に受けちゃダメだよ。

カリス:下手でも、楽しく歌えばいいよ。

ナギ:はいはい、悪かったよ・・・。

鶴屋:やぁ!みんな楽しそうね〜。

キョン:鶴屋さん、もしよければカラオケ大会来ませんか?

鶴屋:いいのぉ?いくいく〜!!

ハルヒ:ずるぅ!なんで鶴屋さんがいけても、あたしじゃだめなの!?

キョン:何回も言わせるな、お前が言ったらシーナとけんかするって言ってるだろ。お前のことだ、シーナをからかって怒らすだろ。

ハルヒ:うぅ・・・。

スタタタタ・・・。

ハヤテ:ハルヒさん!みなさん、ハルヒさんに意地悪しすぎですよ。

ナギ:よく考えろハヤテ、シーナとハルヒとケンカしてみろ。建物が壊れるぞ。ハヤテ、払ってくれるのか?

ハヤテ:うっ・・・それは無理・・・。

祐一:(あいつ、性格を見ると、懲りずに侵入しそうだな。

学校の終わりに、商店街に寄った。

祐一:早速ゲーセンでもやる・・・か・・。

あゆ:ゆーいちくぅぅぅん!!

祐一:あゆ・・・そこの人は?

ディズィー:あゆさん、あの人が友達の祐一さんですか?

あゆ:うん、そうだよ。紹介するね、この人はディズィーさんと妹のトフィーさんだよ。

トフィー:よろしくね〜、ゆーやん。

祐一:よ、よろしく・・・。友達にしては、年が離れてるかと・・・。

トフィー:年のことで言うな〜、プンプン!

祐一:あはは、あゆはディズィーさんとトフィーさんと遊んでるのか?

あゆ:うん、ゲーセンでモグラたたきしたり、雪合戦もしてるよ。

トフィー:とっても楽しかった〜。あはは。

祐一:子供だな、2人とも。

ディズィー:祐一さん、雪合戦しますか?

祐一:わりぃ、歌の練習しないとな。

あゆ:なんで歌の練習なんか?

祐一:カラオケ歌うのに、音痴じゃ恥ずかしいだろ?

あゆ:カラオケ!?ぼくもいきたーい!

祐一:そうだな、ナギが言い出したことだから頼んでもらえば?

あゆ:うぐぅ・・・、ナギってどんなの子かな?

祐一:ちっちゃくて、アニメと漫画が大好きで〜。

ディズィー:ゲームに負けたら、すぐすねる子です。

祐一:(ディズィーさん、一言が秋子さんに似ています。)

あゆ:祐一くん、また明日ね〜。

祐一:たいやきドロボーするなよ。

あゆ:うぐぅぅぅ!!しないもん!

祐一:さてさて、家帰って・・・。

ズボ・・・。

祐一:へ?

ドガァァァン!!

祐一:うぎゃぁぁぁぁ!!

真琴:ひっかかったぁ〜!わーい!!

祐一:ま〜こ〜と〜!!落とし穴作るなぁぁぁ!!

真琴:あっかんべぇ〜!降参して謝れ・・・。

ガシィ・・・。

真琴:あぅ?

祐一:この・・・大馬鹿やろぉぉぉぉぉぉ!!

バキィィィン!!

真琴:あうぅぅぅぅぅ!頭がくらくらする・・・。

祐一:まったく、いつから落とし穴の取得をしたんだ?

真琴:昨日だよ〜。

祐一:いたづらはほどほどにしとけよ。

真琴:あぅぅ・・・。

祐一:真琴は1人で何やってるんだ?

真琴;祐一を待ってたの!

祐一:待つぐらいなら落とし穴作るな。

真琴:あうぅ・・。

祐一:肉まん買っていくか。真琴は抜きな。

真琴:けちぃぃぃぃ!あうぅ!

ポコポコポコ・・・。

祐一:わわ、やめろって。

クレハ:あら・・・キョンくん。

祐一:あの・・・俺はキョンじゃないですけど。

クレハ:すみません、声と顔もそっくりですから・・・。

真琴:あぅぅぅ・・・。

祐一:何怯えているんだ、真琴。

クレハ:まぁ、かわいい・・・怖がらないで、何もしませんよ。

真琴:あう・・・。

ふさふさ・・・。

祐一:すごいな・・・人見知り激しい真琴が怖がらなくなった・・・。あなたは一体・・?

クレハ:私はクレハ、聖ルミナス学園の生徒です。

祐一:(きれいじゃないか・・・。)俺は相沢 祐一。こいつが沢渡 真琴。

クレハ:真琴ちゃん、よろしくね。

真琴:あうあぅ・・・。

祐一:あうぅじゃないだろ・・。

クレハ:祐一くんは明日、カラオケ大会行くんですか?

祐一:うん、うまく歌えないけど、楽しく歌うぞ!

真琴:真琴もいきたい〜。

クレハ:ナギちゃんに言っとくわ。

真琴:やったぁー!わーい!

祐一:あゆの次は真琴か・・・。

真琴:あゆちゃんも行くんだ。わくわく〜。

クレハ:では、これで・・・また明日ね。

祐一:また明日な〜クレハ。

真琴:祐一〜にくまん〜。

祐一:ほら、食えよ。

ポイ。

真琴:あぁ〜、投げちゃダメ〜。

ぴゅぅぅぅ・・・パクッ!

真琴:あ、あぶなひ・・・地面に落ちるとこだったよ。

祐一:今度からこーしようかな。

真琴:あぅぅ!物投げちゃダメって秋子さんが言ってた〜!

祐一:怒るなよ真琴。なぁ、知ってるか?古手神社で元旦パーティー。

真琴:あぅ?

祐一:1月1日にあるんだ、古手神社にいくと願い事1つ叶える事ができるんだ。

真琴:んじゃ、にくまん1年分って言ったらくれるの?

ポカ。

祐一:にくまん食っていたらそれでいいのか?願い事が1つだぞ。誰々と一緒にいたいとか、アイドルになりたいとかあるだろ。

真琴:あうぅ・・・。そういう祐一こそ、願い事あるの?

祐一:そうだなぁ〜、真琴が良い子にしてくださいって願おうかな。

真琴:あぅぅ!真琴は十分良い子だぞ〜。

祐一:落とし穴作って落とす奴が良い子と言えるのか!?

梨花:にぱー。

祐一:うわぁぁ!?古手神社の巫女・梨花ちゃんじゃないか・・・。

梨花:楽しそうだから、釣られてみたなのです。

真琴:この子が古手神社の巫女?子供じゃん。

ギロッ!

梨花:子狐は黙ってろ。

真琴:あ・・・あぅぅぅぅぅぅ!!

祐一:真琴?どうした、俺の後ろに隠れて。

真琴:あぅぅぅ・・・。

梨花:嚇かしてごめんなさいのです。真琴。

真琴:なんで真琴のこと?

祐一:梨花ちゃんは物知りすぎるから全員の名前は知ってるぞ。

梨花:ん・・・、祐一。気をつけて。来るぞ!

祐一:梨花ちゃん?

すみ:マジカルフレア!!

ドォォォォォン!!

梨花:ナイトメアサーキュラー!!

グォォォォォ!

ドガァァァァン!!

祐一:な、なんだあいつ!?

杉並:おや、梨花ちゃんじゃないか。そこの男に用があるんだ。

祐一:お、俺!?

すみ:心剣士・キョン、あなたを倒しますわ!

祐一:だから、俺はキョンじゃないって!!

梨花:でも、性格と顔と声がそっくりなのです。

祐一:ほっとけ、生まれつきだ。それに心剣士ってなんだ?

梨花:心の想いの結晶化する剣。祐一、ボクの心剣を抜いて・・・。

カァァァ!!

祐一:抜けって・・・オレ・・・剣を振り回したことが・・・。

梨花:いいから抜け!あいつに燃やされたいのか!?

祐一:わ、わかった・・・。行くぞ、梨花ちゃん!

シャキィィィン!!

杉並:ふふ、これが死神剣・オヤシロ。・・・正々堂々戦いましょう!炎覇煉獄翔!!

ゴォォォオ!!

祐一:このぉぉぉ!!

きぃぃぃぃん!

杉並:隙だらけだな。フレア・バード!!

ドォォォォン!

祐一:うわぁぁぁ!!くっ・・・。

すみ:心剣士のくせに弱すぎですわ。おほほ。

祐一:いい気に・・・なるなぁぁ!デストロイヤー!!

ズバァ!

杉並:ぐあぁ!油断しました・・・。だが!

キィィィン!

祐一:ふふ・・・、慣れてきたぞ・・・。

杉並:それはよかったな。いい勝負できそうだ。

真琴:あぅぅ、祐一ずるいぞ!チャンバラごっこよしてぇ〜!

祐一:どこをどうみたらごっこに見える!!てか助けろ!

すみ:おほほ!狐ごときに私を倒せるかし・・・。

ずてぇ!

すみ:いたぁぁ!足打った〜。

祐一:あゆ似だな、ずっこけ。

杉並:えと・・・、相沢 祐一だったな。やる気が失せたからこれぐらいにしよう。

祐一:もう終わりか?助かった・・・。

すみ:杉並さま〜!どうしてやめるんですか!

杉並:祐一はまだ腕が鈍い、もっと強くしないと面白くなくてね。また会おうな。

すみ:これぐらいにしてあげますわ。

祐一:はいはい、もう来なくていいよ・・・。はぁ・・。

梨花:祐一、拒むのはなしなのです。

祐一:命を捨てる勝負はお断りだ。

梨花:にぱー、中学2年のときのキョンみたいなのです。

祐一:(梨花ちゃんは何歳だ・・・?)

ドォォォォン!

祐一:なんだ・・・なんかぶつか・・・ってあゆ!?

あゆ:うぐぅ・・・いたいよ〜。

すみ:重い・・・・乗るな・・・。

あゆ:うぐぅ!?ごめんなさい・・・すぐどくから・・・。

杉並:祐一、本当に小学生が好きなんですね。

祐一:ぷっ、小学生だって!!?

あゆ:小学生じゃないもん、祐一くんと同じ年!

杉並:見た目で判断してごめん、えと・・・。

祐一:月宮 あゆ、体が子供だけど頭脳は子供だ。

あゆ:うぐぅ、子供子供言うな〜。

すみ:プクク・・・、たしかに小学生の体ですわね。

祐一:お前が言うな、あゆと同じだぞ。

すみ:いっしょじゃありませんわ!身長は私の方が2つ上ですわ!

ゴスッ。

杉並:どうみても背は同じでしょ。うふ。

すみ:いたた・・・。杉並さまつっこまないでくださいです。

祐一:(剣を抜くとき・・・心に飲み込まれそうだった・・。)

梨花:祐一、心剣を抜けたから、真琴の心剣抜いてみたら?

祐一:いけるかな・・?真琴、来いよ。

真琴:あぅ?

祐一:真琴、リラックスして・・・・。

真琴:うん。こう・・?

ゴォォォォォ!!

祐一:あっつぅ!真琴の心は火傷するな・・・。

梨花:あれは・・・業火剣・妖狐仙・・・。なかなかいい剣持ってるな、子狐。

ガシッ!

祐一:(これは・・・、小さいときの俺か・・、そういえば秋子さんに黙って狐育ててたな・・・。真琴の辛い思いは野に帰したっけな・・。ごめんな、真琴。)

シャキィィィィン!!

ゴォォォォォ!!

杉並:燃える剣ですか、でも、レヴァンテインのほうが上だ。祐一、またな。

ツカツカ・・・。

祐一:言ってくれるじゃないか、今度会ったらギッタンギッタンにしてやる!

あゆ:だめだよ祐一くん、けんかしちゃ。

祐一:けんか売ってきたのはそっちだからな!

梨花:心剣士になったからには、戦うしかないのです。

あゆ:うぐぅ、ぼ・・・僕も戦うよ!祐一くんの力になりたいの!

祐一:おいおい、遊びじゃないんだぞ。あゆと真琴は戦える力ないだろ?

真琴:あぅ、真琴だってあんなやつ負けないもん!

祐一:女の子は女の子らしく俺のかっこいいとこ見てくれたらいい。

梨花:んじゃ、ボクは見物でもしようかな。

祐一:梨花ちゃんは人間離れてるから手伝ってくれよ・・・。

梨花:あゆと真琴は人間じゃないのです。

あゆ:え・・ボクが・・?

祐一:人間じゃないなら、なんか出してみろあゆ、真琴。

あゆ:うぐぅ、わかったよ。神様、ボクに力を・・。

バサ・・・バサ・・・。

祐一:うわぁ、リュックが・・大きな羽に・・・。

真琴:真琴も負けないよ!ふぅぅぅぅ!!

ごぉぉぉぉぉ!!

真琴:やったぁ〜、火が噴けた!!

祐一:よ、よかったな・・・、ご褒美に・・・。

ゴチィィィン!!

真琴:あぅぅぅ!!ご褒美いらないよぉぉ!

祐一:ばかもんが!人の前で火を噴くな!

梨花:真琴の心剣抜けれたから、次はあゆの心剣を抜いてみてなのです。

祐一:どうせ、タイヤキブレードとかうぐぅが鳴る剣だろ・・・。

あゆ:うぐぅ!!ボクの剣はかっこいいもん。

祐一:わかったよ、お前の心剣どんなんか調べるよ。

あゆ:うん・・。

カァァァァ!!

あゆ:祐一くん・・・どう?ボクの心剣。

スゥ・・・。

祐一:真琴よりかっこいいな。羽がついた剣か。

梨花:むっ、これは・・剣帝エクセリオンに似た心剣。天翼剣・アルテリオンか・・・。こいつ・・・もしやゼクティに関係が・・・。

真琴:あゆちゃんの心剣すごいの?梨花ちゃん。

梨花:すごいよ、アルテリオンというのは・・・。

あゆ:真っ白の白い羽の剣だ!!ボクの心剣はかっこいいでしょ?

祐一:いいんじゃない。

梨花:1ついうの忘れてたなのです。天翼剣・アルテリオンは斬っても斬っても傷が治る癒しの剣なのです。アンデッドだけしか斬れないのです。

祐一:役立たずだな、あゆの心剣。

あゆ:うぐぅ!役立たずじゃないもん、怪我した人に治せるもん。

祐一:アホか、まるで殺人未遂じゃないか。斬りたくねぇよ。

梨花:役立たずでも、使えるときが来るよ。あっ、神社の仕事しないといけないから帰るなのです。バイバイ、祐一、真琴、あゆ。

祐一:(心剣士か・・・、人を斬るって好きじゃないな。これからも俺の試練が・・・始まるのか・・・。)

ガチャ。

祐一:ただいま、秋子さん。

秋子:おかえりなさい、祐一さん。1人お客さんきましたよ。祐一さんに用があるって

祐一:俺にですか?(誰だ・・?)

ツカツカ・・・。

栞:祐一さん、こんばんは。

祐一:栞、なんでここの家って・・・?

栞:香里お姉ちゃんに教えてくれたです。

祐一:そっか、用は?

栞:私ね・・・、転校するの。

祐一:転校って、どこにだ?

栞:白皇学院です。お姉ちゃんが絵描きの勉強したいなら白皇学院のほうがおすすめって言われましたから。

祐一:風見じゃ、絵の勉強が少ないからな。白皇なら、美術専門の勉強があるからいいかもな。

栞:うん。

祐一:俺のヌードのモデルになろうか?

栞:嫌です!うぅ・・・そんなこという人嫌いです・・。

祐一:冗談だよ。栞が転校するのか・・・寂しくなるな。

栞:学校が離れても、ずーと友達。ねぇ、ゆたかちゃん。

ゆたか:うん!

祐一:うあぁぁ!!何この幼女!?

栞:すみません、小さかったから目立たなかったですね。この子は小早川 ゆたかちゃん。2−Cの泉先輩の従姉妹です。

ゆたか:よろしくお願いします、相沢先輩。

祐一:あはは・・・、てっきり飛び級生かと思ったよ。

栞:私と同じ、体の悪い子です。気分が悪くなるの。

祐一:そうか、体が悪いのか。大変だな。

ゆたか:でも、栞ちゃんと岩崎さんがいてくれたら・・・病気なんか怖くないよ。

祐一:そっか。病気治して、遊園地行こうな。

ゆたか:うん・・・。

フゥゥゥン・・。

祐一:あれ?電気が消えた、どうなってるんだ?

ゆたか:うぅ・・・怖い。

秋子:停電ですね・・・、ブレーカーいじらないと。

祐一:秋子さん1人で行くのは心配だからみんなで行こうか。

栞:ですね、お化けとか来たら怖いもん。

祐一:怖いだろうな。

ゴソゴソ・・・。

栞、ゆたか:きゃあああ!!

ギュゥゥゥゥ!

祐一:ぐええええええ!お前らはあゆかぁぁぁ!!

ゴソゴソ・・・。

祐一:(くそ・・・あゆと真琴がいれば・・・。)

ゆたか:栞ちゃん、力を貸してください。

栞:・・・心の準備、出来てます。

祐一:?

カァァァァ!!

ゆたか:えぇぇい!

シャキィィィィン!!

祐一:栞・・・、いつから心剣抜けるようになったんだ?

栞:3日前、3人の不良に絡まれて、無理矢理連れそうになったとき、ソウマさんとゆたかちゃんが来て、ソウマさんが私の心剣を抜いたのです。不良3人はびびって逃げました。

祐一:(不良ごときで心剣出すなよ・・・。)だからゆたかちゃんと友達に・・・。んでソウマって誰だ?ルミナスの生徒か?

栞:はい、とても食いしん坊ですけど、いい人です。

祐一:(ルミナスに心剣士がいるとはね。)じつは俺なぁ、心剣抜くことが出来るんだ。あゆと真琴の心剣抜いたさ。

ゆたか:へえ、相沢先輩、心剣士だったんだ。心剣士同士、一緒に戦いましょう。

祐一:あぁ。

秋子:(祐一くんが心剣士ね・・・、もっと調べなくちゃね。)

ゴソゴソ・・・。

祐一:俺の部屋だ・・・。12の3で開けるぞ。

ゆたか:あわわ・・・・。

栞:祐一さん・・・。

祐一:はい!12の〜3!!

ドン!

バチバチ・・・。

秋子:うふ、あの子でしたね。電気を食べてるの。

祐一:知ってるんですか?秋子さん。

秋子:プラズマーという電気ハリネズミさんです。

ゆたか、栞:か、かわいい〜。なんで祐一さんの部屋にハリネズミさんが。

秋子:電気を探してて、祐一さんの部屋で電気を食べてましたね。

祐一:秋子さん、電気ハリネズミを拾ったとか?

秋子:お腹減ってたので・・・。

祐一:そんなことしたら、電気がなくなって生活していけなくなりますよ。

栞:私が・・・ハリネズミさんの面倒みましょうか?

秋子:助かるわ、栞ちゃん。でも、触るとき気をつけてください。

栞:こ、こうですか?

秋子:まぁ、うまく触れましたね。私なんか針のとこ触ったらビリッと来て・・・。

祐一:しびれてよく死ななかったですね秋子さん。

ゆたか:ねえねえ、お姉ちゃんに見せようね。

栞:はい、ゆたかちゃん。

ガチャ。

名雪:ただいま〜お母さん。

秋子:名雪が帰ってきたみたいですね。

栞:名雪さんが帰ってきたって言うと・・・夜の22時ですね。

ゆたか:どうしよう・・・、外でたら風邪ひきそうだし。

秋子:泊まってもいいですよ。

栞:いいんですか!?ありがとうございます。

秋子:お家の方に電話しないとね。

祐一:・・・あゆを合わせると・・3人で泊まるのか。

ガタン。

あゆ、真琴:ただいまぁ〜!

ゼロ:お、おじゃまします。

秋子:おかえりなさい、あら、お友達ですか?

あゆ:祐一くんが家に帰った後、寒そうに震えてた人がいたから連れてきちゃった。

真琴:この人はゼロっていうの。

秋子:まぁ・・・泊まりたいならお家に電話するけど。

ゼロ:・・・ボクは家族と家もないです。

祐一:おっ、彼氏でも作ったのか?あゆ。

あゆ:うぐぅ!彼氏は祐一くんなの!ゼロくんはただ家がないから秋子さんに頼んで・・・。

祐一:頼みすぎるぞ、部屋なんて空いてないし。

秋子:空いてますよ、祐一さんの部屋。

祐一:えぇぇ!?男2人で寝るのか!?

ゼロ:安心して、ボクは地べたで寝るから・・。

祐一:(安心できるか、おい。)

栞:あ、あゆさんに真琴さん。あぁ・・。

ゆたか:栞ちゃん、どうしたの・・・?

栞:いや・・・。

祐一:どうしたの栞・・?顔色おかしいぞ。

栞:いやぁぁぁ!

ゴォォォォォォ!!

祐一:さぶぅ!栞、どうしたんだよ!?

栞:いなくなれ・・・いなくなれ・・・人殺し!!

ゴォォォォォ!!

あゆ:栞さん!止めて!!

真琴:あうぅぅ・・・寒いよ。

ゼロ:・・・・。

祐一:栞ぃぃぃぃぃ!!

ドン!

栞:きゃぁ!

ごぉぉ・・・・。

名雪:どうしたの・・・?何の騒ぎ?

秋子:わからないわ・・・。

ゼロ:・・・・ごめん、ボク・・・迷惑だったかな。

ツカ・・・。

祐一:待て、栞とお前のどういう関係かわけを言え。

ゼロ:・・・ボクが豹変しなければ・・・香里を怪我せずにすんだ。

祐一:・・・お前が・・香里の腕を怪我させたのか!

ゼロ:ごめん、栞・・・・。/p>

バサ・・・バサ・・・。

あゆ:ゼロくん!・・・行っちゃった。

栞:祐一さん・・・ぐすん・・・。

祐一:(許さない、香里を怪我させて栞を悲しませるなんて・・・。絶対に許さない!)

秋子:(まずいですね、ゼロと栞ちゃんを関わったら・・・。)

そして、翌日。

祐一:おはよう、名雪は相変わらず眠気に覚めないな。

名雪:うにゅ・・・・イチゴジャム・・・・。

秋子:名雪、糖分取りすぎると病気になるわよ。

名雪:うにゅ・・・。

栞:・・・・。

祐一:栞・・・、あいつのこと気になるのか?/p>

栞:いいえ、気にしておりません。びっくりしたんです。/p>

祐一:そっか、栞・・・雪を出せる能力持ってたんだ。

栞:なんだかわかりませんですけど・・・、力が沸いてきて・・・雪を降らせたり、氷を作ったり出来るの。あとアイスクリームも・・・。

祐一:夏だったら、心配なしかも。

栞:私をクーラー代わりにしないでください。

祐一:あはは。(女の子ばっかだな。まるでハーレムみたいだ。)

ピンポーン。

名雪:はーい!今行くぉ〜!

ガチャ。

香里:きたわよ、相沢くん、名雪。

美夏:学校行くぞ〜祐一。

名雪:香里、美夏ちゃん。

祐一:香里、腕まだ治らないのか?

香里:まだ痛むよ。治ったら・・あの男、ぶっとばしてやる。

祐一:あの男ってゼロのことか?

香里:相沢くん、なんでそれを?

祐一:昨日、ここに来たの。栞が怯えて、吹雪を出して・・・。

名雪:あの人、栞ちゃんに謝ってたぉ。

バキィ!

香里:・・・謝っても・・許してあげないから。

祐一:香里・・・。

名雪:家の壁、穴が開いてるぉ。

香里:ごめん名雪、いらいらしてて・・。

栞:お姉ちゃん、学校?

香里:栞、今日学校よ。まさか・・・知らなかったの?

栞:うん、わからなかった。祐一さんの体当たりで・・・忘れちゃったかも。

祐一:悪気はなかったよ、このままとめなかったらみんな凍え死んでるよ。

栞:うぅ、そんなこという人嫌いです・・・。

香里:学校は行かないの?

栞:うん、休む。

祐一:5時になったら、京橋駅で集合な。

あゆ、栞、名雪、香里、真琴、ゆたか:はーい!!

キーンコーンカーンコーン

先生:次、水瀬。50ページ読め。

名雪:はい!

祐一:(ゼロっていうやつ、なんで香里と栞を傷つけたんだ・・・?)

バサ・・・。

ゼロ:祐一・・・。

祐一:う・・・うわぁぁぁぁ!!

北川:どうした?相沢?

祐一:いや・・・なんでもない。

北川:へんなやつ。

祐一:すみません、トイレ!

ひゅぅぅぅ・・。

ゼロ:ごめん、祐一。好きで顔を近づいたわけじゃない・・・話がしたいんだ。

祐一:ゼロ、話すことはない。栞に近づかないでくれないか?

ゼロ:近づかないさ、でも・・1つだけ聞かせてくれ。

祐一:おぅ・・。

ゼロ:栞は・・・元旦になったら、氷霊王・バスズが目覚め、世界が終わってしまう。タイムリミットは9日。殺すか、栞の心の世界に行って、邪悪な闇を葬るかだ・・・。心の世界にいける方法は栞を仮死状態にすることだ。

祐一:気を失うなんて・・・ひどいことできるか。あと殺すとか・・・。

ゼロ:祐一は人を殺生するの嫌いか。話はそれだけ、祐一、栞を救ってくれ。

祐一:わかった、殺すことはしない、でも・・どうやって仮死状態にするんだ?

ゼロ:衝撃を与えるか、ショックで自然に倒れるかだ。そうすれば、心象世界にいける。ただし、起きてしまったら強制的に追い出されてしまう。

祐一:ふむ、早めに闇の心を倒せって感じだな。

ゼロ:そういうこと、報告は以上だ。ボクはこれで・・・、それと・・・香里に言わないでくれ。いったら、無茶なことするから。

祐一:言わないよ。元旦になる前に栞を助けないとね。

ゼロ:だね、それじゃ・・・。

バサ・・・バサ・・・。

祐一:栞は・・・元旦になったら、バスズが目覚めるって知らないかな・・・?

カチャ・・・。

舞:話・・・聞いちゃった。

祐一:舞、聞いてたのか。

舞:うん。

祐一:手助けしてくれないか・・・?

舞:うん。魔物退治のお礼だから。

祐一:ありがとうな。舞。

舞:コクッ。

佐祐理:舞、祐一さ〜ん、一緒にお弁当食べよう。

祐一:お腹ペコペコだ、食うぞ!

舞:・・・・。

ワーワー。

女子生徒A:美坂さん、また病気になって休んだのかな?

女子生徒B:せっかく学校に行けたのに・・・かわいそう。

みなみ:ゆたかちゃん・・・休みかな・・。

美汐:岩崎さん、心配しないでください。小早川さんは美坂さんみたいな病気じゃございません。

みなみ:うん。

美汐:(元旦になる前に、美坂さんを・・・。)

ドシン・・・ドシン。

男子生徒A:なんだ!?

男子生徒B:きぐるみ5人衆か!?

ライヒ:誰がきぐるみだぁぁぁ!!美坂 栞っていう女知ってるか聞いてるのじゃ!?

エンウ:ライヒ、相手をびびらせてどうする。君、美坂 栞という少女は知らないか?

女子生徒A:美坂さんはお休みです。

ライヒ:うそつくなぁぁ!お前、隠してるんじゃないのか!?

女子生徒A:ひぃ・・。

バキィィン!

コウリュウ:この青二才が!ろくに会話できんのか!

ライヒ:いてて・・・、きつく殴るなよじじぃ。

女子生徒A:狼さん、美坂 香里っていう人を呼んできましょうか?

ロウエン:あぁ、呼んできてくれ。

ザワザワ・・・。

男子生徒:おい、あれ見ろよ。いつも学校に来てる化け物5人衆だぞ。

女子生徒:たしか、カリスくんの知り合いだったね。

女子生徒:バソウ様、かっこいい・・。

男子生徒:虎の方は気短いな・・・。話したくないよ。

祐一:あれが・・・化け物ね。なんで学校に来てるんだろう?

女子生徒A:美坂先輩、狼さんが呼んでるよ。

香里:私?なんでだろう・・・?

北川:よし、危なくなったら俺が香里を・・・。

香里:必要ないわよ。

ツカツカ・・・。

北川:ちょっと、香里!!

名雪:あの狼男さん、なんで香里を呼ぶのかな?

祐一:・・・・心配になってきた。行くか。

名雪:祐一〜。

ザワザワ・・・。

ライヒ:おい美坂 香里!美坂 栞どこにいるか言えよ!?

香里:知らないって言ってるでしょ。私には妹なんかいない!

ロウエン:何隠してる、舞から話したぞ。お前の妹がいるって。

香里:・・・教えてあげるわ。ただし、理由を言いなさい。

ロウエン:・・・美坂 栞の首を斬りにきた。

香里:・・・妹の首を斬る・・・、とことん最低だわ。妹に恨みでもある?

コウリュウ:恨みはない、彼女はな・・・生きてはいけない存在なのじゃ。

バソウ:元旦になったら、氷霊王・バスズという奴が目覚め・・・エルデを滅ぼそうとしている。復活を阻止するには、殺すしかない。

香里:でたらめなこと言わないで!?殺す以外、方法があるじゃないの・・?なんで栞を殺されなきゃ行かないのよ。

ロウエン:そんなものはねぇ、もう1度言う、美坂 栞がどこにいるか言え!

香里:言わないわ!殺すなら私を殺しなさいよ!

ライヒ:このくそ女ぁぁぁ!

ビュゥゥゥゥン!

香里:うっ・・・。

祐一:裂破風氷刃!!

キィィィィン!ブンブン・・・ストッ。

ライヒ:ああああああああああ!!俺の大事な槍がぁぁぁぁ!!誰じゃ!

祐一:お前、力の弱い女の子を殴ってうれしいか?

名雪:香里、大丈夫?

ライヒ:このクソガキ・・・。

ロウエン:もういい、おめぇ・・・心剣士か。美坂 栞はどこにおる?

香里:教えないで・・・こいつら・・栞を殺すつもりよ。

祐一:お前ら、あの子の生命を奪って・・・。他に方法あるだろ!

ロウエン:ふっ、教えてくれ。殺す以外の方法な。

祐一:栞の心象世界にいって、悪い心をしとめるってゼロが言ってた。それだけだ!

ロウエン:・・・・若造が、なんで教えてくれなかった。わかった、殺さねぇ。その方法でバスズの復活をとめてくれ。

祐一:は、はい!・・えと・・あんたは?

ロウエン:俺はロウエン、上の世界の住人だ。

祐一:上・・・空に見える大陸のことか。

ロウエン:あぁ。もし、その方法が違っていたら、栞を殺してもいいんだな?

祐一:・・・それは彼女に聞いてくれ。俺は了承しないけどな。

名雪:ロウエンさん、栞ちゃんなら、私の家にいるよ。ほら、案内の紙だぉ。

ロウエン:ありがとうな、小娘。

名雪:小娘じゃないもん、名雪だぉ。

祐一:俺は祐一、元旦までには栞を救ってやるからな!

ロウエン:楽しみだな、またな。心剣士・祐一。

どしんどしん・・・。

祐一:(香里に聞かれちゃったな・・・。)

香里:・・・心象世界に行って、栞を元気にしなきゃ。

祐一:香里、心象世界にいけるのは心剣士しかいけない。だから俺に任せろ。

香里:・・・うん。

その頃、栞は?

あゆ:でっかい雪だるま〜。

栞:すごいでしょ?私の雪の力。

ゆたか:でかすぎて、車が通りにくいよ・・・。

あゆ:ディズィーの森に行って、ディズィーさんの家に置こうよ。

ゆたか:うん、あの人なら、喜ぶね。

栞:あゆさん、ディズィーって誰ですか?

あゆ:昨日、会ったばっかだからわからないけど、友達だよ。

真琴:秋子さんに似てて、とても優しいの。

栞:会ってみたいです。

つかつか。

志貴:でかいな・・・雪だるま。君が作ったのか?

あゆ:ボクじゃないよ、栞さんだよ。

秋葉:通行の邪魔になりそうですね。

栞:うぅ、そんなこという人嫌いです。

秋葉:嫌いで結構ですわ。

志貴:秋葉、相手は子供だぞ。きつく言うな。

あゆ:うぐぅ、大人だもん。

栞:おじさんとおばさん、ディズィーの森まで運んでくれませんか?

秋葉:おば・・・、せめてお姉さんっていってほしかったわ。

志貴:秋葉も若くないから言われるの当たり前だぞ。

秋葉:兄さんこそ、若くないです・・・。

あゆ:おじさんとおばさんは兄妹ですか?

志貴:あぁ、義理だけどな。

真琴:おばちゃんはなんで乳小さいのかな?

バキィィィィン!!

秋葉:乳小さくて悪かったわ!だから後1発どつかせて!!

真琴:あぅぅぅ!祐一より痛い・・・。

志貴:秋葉、相手は子狐だぞ。殴るな。

秋葉:だって、口が悪いから・・・。

あゆ:おじさん、なんで真琴さんが狐ってわかるんですか?

志貴:透けて見えるんだよ。さぁ、ディズィーの森まで運ぶか。

あゆ:はーい!

そして、1時間・・・。

志貴:ぜぇぜぇ、運動してないからにぶったな・・・。

秋葉:服びしょびしょですわ。

真琴:真琴が服を乾かしてあげるよ〜。ふぅぅぅ!

ごぉぉぉぉおぉ!

志貴:ちょっと!燃えてるって!?

真琴:あぅぅぅ!やっちゃった・・・。

ブスブス・・・・。

秋葉:あぅぅぅ・・・・じゃないでしょ!!

バキィィ!

真琴:あぅぅぅ!痛いよ・・・。

秋葉:まったく、どういう教育してるのよこの子は・・。

ファーマット:んにゃ・・・あぁ!?パパ〜!

志貴:ただいま、ファーマット。ちょっとは仕事しろよ。

ファーマット:ボクチンは家事だけで十分だよ。

栞:志貴さんの娘さんですか?

志貴:そうだよ、紹介しなよファーマット。

ファーマット:ボクチンはファーマット、ディズィーの娘だよ。

あゆ:えぇ、ディズィーさんに娘いたんだ・・・。夫が志貴くんだったなんて・・・。

秋葉:私は認めたくないけどね・・・。

志貴:すねるなって。

栞:ディズィーさんはどこにいるんですか?

志貴:ディズィーはパン屋で働いてると思うよ。

ファーマット:ママに会いたいなら、メグパンっていうパン屋にいけばいいよ。

志貴:メグリルが作った店だったね。

あゆ:みたことあるよメグパン、いつも並んでるね。

真琴:秋子さん、いつも行ってるね。

栞:行ってみましょうか。

ゆたか:うん、ディズィーさんのパン、食べたいな。

志貴:ディズィーって人によく好かれるな。

秋葉:なかなかやるわね、天然ボケ。

栞はディズィーに会いたいとメグパンに行った。

キラァァァン。

真琴:昼でも、人がいっぱい。

栞:これじゃ、入れないですね。

志貴:特別席ならあるぞ、裏口にな。

あゆ:特別席って?

志貴:身内しか入れない特別席、ディズィーが考えたアイデアだよ。

栞:私、知らなかったです。特別席があったなんて。

志貴:とりあえず、裏口に入るぞ。

あゆ:うん、たいやきたいやき〜。

秋葉:(たいやき売ってるんだ、メグパン・・・。)

ガチャ・・・。

トフィー:いらっしゃい〜!あっ、志貴やんだ!

志貴:元気だな、トフィー。

あゆ:おはよー、トフィーさん。

トフィー:おはよーあゆあゆ〜。

あゆ:うぐぅ、あゆあゆ言わないで。

メグリル:ちょっとトフィー、相手はお客さんだから、敬語を使いなさい。

志貴:身内なら、敬語はいらないよメグリル。

メグリル:志貴がいうなら、いいですわ。

栞:ねえねえ、あそこにいる怖い人・・・誰の知り合いかな?

志貴:指差さないほうがいいよ・・・。

ゆたか:知ってるよ、あの人はソル=バッドガイさんですよ。メグパンの常連さんだよ。

トフィー:ソルのおじちゃんは本当に優しいよ。

メグリル:口が悪いですけどね。

志貴:メグリル、いつもソルを闇討ちしてたのにもうやめたの?

メグリル:休戦ですわ、休みがあったら、ソルを倒しますわ。この手で!

ソル:うるせぇぞガキ。

メグリル:むきぃぃぃぃぃ!あとで覚えてなさいよ!

ソル:飽きない野郎だな。

ディズィー:お父さん、いつものたいやきです。

ソル:サンキューなディズィー。

あゆ:え・・お父さん?

志貴:ソルはディズィーの本当のお父さんだ。

あゆ、真琴:えぇぇぇ!?

ディズィー:あら、あゆさんに真琴さん。いらっしゃいませ。

あゆ:ディズィーさん、たいやき3つください〜。

真琴:にくまんない〜?

ディズィー:ありますよ、何まんがいいですか?

真琴:普通の肉まんだよ。

ディズィー:はい、わかりました。

栞:すみません、ついでにエクレア2つください。

ディズィー:エクレア2つ・・・、以上ですね。ありがとうございます。

ソル:ディズィーって本当にガキに好かれるな・・・。

あゆ:うぐぅ、ガキじゃないもん。

真琴:あぅ、ガキっていうな。

ソル:わりぃな、どうみても背が低いから・・。

あゆ:うぐぅ、ディズィーさんみたいに大きくなりたいな・・・。

志貴:38歳でも、18歳のままだな、あいつ。

秋葉:ギアはうらやましいですわ。顔と体も老けないし。

ディズィー:たいやき3つとにくまん3つエクレア2つのお客様〜。

あゆ:ここだよ、ディズィーさん。

栞:大きなエクレア・・・。

真琴:大きなにくまん。

志貴:メグパンは大きいパンが多い店だからな。

秋葉:1つだけでお腹いっぱいですわ。

真琴:あむ・・・、おいしぃ〜!

ディズィー:ありがとう、どんどん頼んでもOKですよ。

栞:ディズィーさん、お初です。栞といいます。ここの常連になろうかな。

ディズィー:栞さん、歓迎です。いつでも、食べにきてください。

栞:はい。

ソル:(あのストールの女・・・もしや・・。)

栞:あの?私の顔に何か・・?

ソル:なんでもない。

ガタン。

ディズィー:いらっしゃいませ、あら・・・リサさん。

ソル:カイの妹か・・・関わりたくねぇな。

リサ:美坂 栞さんですよね?

栞:はい、私ですけど・・・何か?

リサ:・・・あなたを殺します。スタン・エッジ!

ジジジジ!

あゆ:危ない!

どん!

ドガァァァン!

志貴:やめろよリサさん!なんで栞を殺す必要が・・?

リサ:志貴、知らなくていいです。

ゆたか:栞さんを殺すなら、私が相手です。

リサ:小物は引っ込んでなさい。死にたくないなら。

ゆたか:うっ、引っ込まないもん・・・。

ソル:堕ちたもんだな、聖騎士団。

リサ:堕ちてなんか・・・、知ってるでしょ・・美坂 栞が氷霊王・バスズの化身だって。

ソル:それがどうした。

リサ:元旦になったら、バスズになるのよ。世界を滅ぼすのよ・・・。だから殺すべき・・・。

栞:私が・・・世界を滅ぼす・・・化け物・・。

あゆ:栞さん、どうしたの?

栞:そんなに・・・聞いてないよ・・・。私が・・化け物・・・いや・・・いやああああああああ!!

スタタタ・・・。

ガタン。

あゆ:栞さん!

ディズィー:いけないわ、栞さんを1人にしたら危ないです。

志貴:・・・そうだな。リサさん、氷霊王・バスズってなんなんだ?

リサ:氷を操る邪神。地球ごと凍らせようとしてるの。方法は2つがある。1つは殺すこと、2つは、栞を仮死状態にして、心象世界に行って、闇の心を倒しに行くしかない。

志貴:心象世界にいけるのは、心剣士だったな。

あゆ:祐一くんがいるわ。

真琴:祐一なら、栞ちゃんを助けることができるね。

志貴:呼んできてくれ、祐一っていう男を。

あゆ:わかった、電話電話・・・。

志貴:よかったら、俺の携帯使えよ。

カパッ。

あゆ:うぐぅぅ!?もう4時半!?

志貴:どうしたんだ?あゆ?

真琴:5時にきょーばし駅に集合って祐一が言ってたね。

ゆたか:栞ちゃん、帰っちゃったかな・・・。

真琴:そーっとしておこう。明日になったら元気になってるよ。

あゆ:・・・そっとしよう。

志貴:集合して何するんだ?

あゆ:三千院 ナギちゃんっていう家に行って、カラオケ大会するの。

志貴:新年近くでやるとは・・・。ナギは暇人だな。

あゆ:志貴さんもどうですか?

志貴:俺はいけない、夜勤だから・・・ごめんな。

ゆたか:残念です。

あゆ:ディズィーさん、ごちそうさまです。

ディズィー:はーい、ありがとうございます。いつでも来てくださいね。

真琴:うん、またねディズィーさん〜。

ガタン。

ソル:(よく女と関わるな・・・。あのストールのガキ・・・、危険な匂いがしてくるな。)

つかつかつか・・・ズテェ!

栞:きゃぁ!

どん!

栞:だ、大丈夫ですか・・・?

不良A:大丈夫じゃねぇだろガキィ!

不良B:おい、腕骨折したじゃないか、どう落とし前つけてくれんだ!?あぁ!?

栞:ごめんなさい・・・。

不良A:お嬢ちゃん、金おいときな。金がないなら、体で払ってもらうからな。

ガシィ!

栞:いや・・・。

どくん・・・。

不良A:金もってるだろ、おいとけ・・・。

ペッ。ぴちゃ!

不良A:うっ、このガキィィィ!唾はいたな!

グチャァ!

不良B:ひぃ!

ストッ・・・。

不良B:ひぃぃ・・・首を斬った・・・。

栞:うふふ・・・あはははははははははははははは!!

不良B:く、狂ってる・・・ひぃぃぃ!

栞:死ねよ・・・人間なんか死ねよぉぉぉ!!

きゅぃぃぃぃぃぃぃ!

不良B:あ・・・腰が抜けて・・・やめろ・・・うわあああああああ!

きぃぃぃぃぃぃぃん!ぶしゅぅぅぅぅぅ!!

栞:ふふ・・・・あははは・・・あーはっはっはっはっはっはっは!!!

きゅぃぃぃぃぃぃ・・。

ザワザワ・・・・。

祐一:え!?栞が家に帰った!?

あゆ:うん、リサさんが・・・氷霊王・バスズの化身だって言って・・・泣いて帰っちゃった。

祐一:・・・帰ったんじゃない、自分から死ぬつもりだ!探すぞ、栞を!?

あゆ:祐一くん、カラオケ大会は!?

祐一:栞を探すほうが先だ!あゆ、来てくれ!

あゆ:うん!

祐一:ゆたかちゃん、真琴、先にナギちゃんの家に行ってくれ。

ゆたか:わかった。行こう、真琴ちゃん。

ズバァ!ズバァ!

キャァァァァ!

栞:みんな・・・・死んでしまえ・・・。あははははははは!!

ピュピュピュ!!

ドォォォォォォン!!

栞:あはははははは!!

トライハルト:そこまでだ!?

いんく:殺めてたまるものですか!

栞:ふふ・・・邪魔よ・・・。

きゅぃぃぃぃ!

トライハルト:ヒルダがいないと究極心剣が出せない・・でも、いんくちゃんがいてくれると助かる。いくぞ!

いんく:うん、頑張ってね春人くん。

シャキィイィィン。

栞:うああああ!!

トライハルト:水荒千羽弾!!

キンキンキンキン!!

トライハルト:(すでに見切られてるだと・・・。)

栞:凍ってしまえ!

ひゅぅぅぅぅぅ!

いんく:あぶない!ウォーターウォール!

ジャバァァァァン!

かちぃぃぃぃん!

栞:こしゃくな・・・。

キュィィィィィィィィィン!

トライハルト:いまだ!スプラッシュブレ・・・。

秋子:殺してはいけません・・・。

ドクン。

トライハルト:なぁ!?

いんく:危ない!春人くん!?

栞:死ねぇぇぇぇ!!

トライハルト:くそ・・・。

祐一:やめろぉぉぉぉぉ!!

ずばぁぁ!

栞:うっ・・・。

ずさぁぁぁぁ・・・。

いんく:春人くん!

祐一:危なかった・・・。

トライハルト:貴様、なぜ斬った・・・。

祐一:・・・この剣はな、斬っても治る癒しの心剣だ。

トライハルト:斬っても治る・・・天翼剣・アルテリオンか・・・。

あゆ:栞ちゃん、大丈夫・・・?

栞:ん・・・・私・・・何を・・・?

トライハルト:狂気になりおって、街がメチャクチャだぞ。

栞:あわわ・・・私・・・人を殺めてしまった・・・。

祐一:栞、ここにいたら殺人容疑で逮捕される。家に戻るぞ。

栞:はい!

スタタタタ・・・。

カメラマン:ふふ・・・特ダネゲット・・・。

ホーホー・・・。

栞:はあはあ・・・。

祐一:あゆ、なんで栞を追わなかった。

あゆ:うぐぅ!栞さんが家帰ったと思ったから。

いんく:やめてよ、けんかは・・・。

栞:私・・・生けていけない人間に・・・なっちゃったですね。

あゆ:栞さん、リサさんの言ってる事は・・・。

祐一:栞、安心しろ・・・かならず救ってやるからな。だから、死ぬんじゃない。

栞:祐一さん・・・。

ピンポンピンポン!!

トライハルト:俺が出る。もしもし・・・。

カメラマン:水瀬さ〜ん!ここに美坂 栞っていう人いるんでしょ!出てきてください!

トライハルト:まずい、マスコミだ。

祐一:くそ、よりによって・・・・。

秋子:鍵は閉めました。早く、栞ちゃんを連れて、場所を離れないと・・・。

どんどん!

カメラマン:美坂 栞さんがいるでしょ!開けてください!

祐一:栞を・・・離してたまるか!!秋子さん、裏口はどこですか!?

秋子:ここです、私がなんとかしますから・・・。

祐一:あゆ、栞、行くぞ。

あゆ:うん!

ガタン。

秋子:・・・祐一さん、御運を・・・。

ピーポーピーポー!

殺人犯になってしまった栞、このままだとしおりが捕まってしまう。祐一とあゆと栞3人で遠くへ逃げた・・・。

後編で続く。